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ワイヤレスイヤホン イチオシはソニー、入門機も実力

完全ワイヤレスイヤホン 人気6製品を聴き比べ(下)

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NIKKEI STYLE

人気の完全ワイヤレスイヤホン。価格によって音は変わるのだろうか? 入門機から本格モデルまで、人気6製品を集めてPC21編集部が総がかりで比較した。どれもが価格以上の音質と機能を備えたモデルばかり。そのうえでどの程度違うのかを編集部員とライターがそれぞれ独自の観点で聴き比べてみた。昨日の3製品に加えて、残り3製品のレビューと総評をお届けする。試聴した各人のプロフィールは前回の表にまとめた通りだ。

◇  ◇  ◇

●GLIDiC「Sound Air TW-7000」

1万円台前半の完全ワイヤレスイヤホンで絶大な人気を誇るのが、この「Sound Air TW-7000」だ。その人気の理由は、使い勝手の良さにある。まず一番は長時間の連続使用が可能な点。イヤホン単体で約9時間の連続再生が可能なバッテリー性能は、この価格帯ではトップクラス。10分間の充電で約2時間の使用ができる急速充電に対応しているのも魅力だ。

装着感が良い点も注目ポイント。独特なイヤホン形状は、カスタムイヤホンメーカーの「カナルワークス」の監修によるもの。耳にしっかりフィットする構造で、心地良い装着感と遮音性を実現している。

また、物理ボタンで確実に操作できることも本機の魅力だ。イヤホンを着けたまま外部の音を聞くことができる外音取り込み機能「Multi-Communication Mode」を搭載するなど機能も充実している。

音質はクリアで明瞭。今回の試聴では、「低音が出すぎることなく、中域、高域の出が良いので、非常に聴きやすい」「クセのない音なので、仕事をしながら音楽を聴くには最適」など、すっきりとしたサウンドを高く評価する声が多く上がった。

一方、「高音は気持ち良いが、低音の質が良くない」「低音が足りないのか音がシャリシャリしている」など低音不足を指摘する声も。低音が重要となる音楽を好きな人は、本機を購入する前に試聴して、好みに合うか確認したほうがいいだろう。

●TaoTronics「Duo Free」

低価格ながら高性能というコストパフォーマンスが高いイヤホンで定評のあるTaoTronicsの完全ワイヤレスイヤホン。本機の魅力もクラスを超えた音質と機能にある。

まず注目したいのが、1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンとしては珍しくタッチセンサーを搭載している点。操作感は2万円以上の本格モデルと比較するとやや劣るものの、このクラスの製品にタッチセンサーを搭載するメーカーの姿勢は評価できる。

イヤホン形状にもこだわっている。プロのミュージシャンがステージなどで使用するインナーイヤーモニター(IEM)に着想を得たデザインを採用。耳に確実にフィットして、激しく動いても外れにくくなっている。この点は完全ワイヤレスイヤホンとしては重要なポイントだ。

バッテリー性能は、イヤホン単体で最大3時間、充電ケース併用で最大16.5時間と1万円以下のモデルとしては標準的。ただし、充電ケースは質感のあるレザー調の素材が採用されており、プレミアム感がある。

音質は、この価格帯の製品としては解像度が高く、中域が良く出ている。今回の試聴においては、「ボーカルが前面に出て良い感じだった」「エレキギターの音が良かった」など、ポップスを中心に聴いた人からは高評価の声が上がった。一方、「薄い感じの響き」「低音が物足りなく、音に躍動感がない」など、音がすっきりしている半面、低音不足を指摘する声もあった。

●Jabees「Beebud」

Jabeesは、ブルートゥース機器に特化したOEM(相手先ブランドによる生産)企業として2004年に創業したFreeTek Internationalのプライベートブランド。同社が、米国や欧州メーカーのブルートゥースサウンド機器の設計、製造を請け負うことで得た高い技術力を背景に、低価格かつ高性能な製品を展開している。今回取り上げた「Beebud」も5000円台と、完全ワイヤレスイヤホンとしては低価格ながらも、高音質と充実した機能を実現している点が特徴となる。

まず低価格ワイヤレスイヤホンで気になるのはブルートゥースの接続性だが、スマホと一度ペアリングしてしまえば、充電ケースから取り出すだけで電源オンとなり自動で接続されるなど、上位価格帯のモデルと使い勝手は変わらない。街中などで音が頻繁に途切れるということはなく、接続の安定性も問題なかった。

使い勝手の面もきちんと考慮されている。本体に多機能ボタンが装備されており、再生、一時停止、電話応答などの操作が、いちいちスマホなどを取り出さなくてもできる。

音質も低価格とは思えないほど良い。「高音がきれい」「低音が出ていて、音楽を楽しく聴ける」「空間をうまく表現している」など、今回の試聴でも高く評価する声が上がった。「一見、良い音だが、細部の表現が甘い」など解像度の甘さを指摘する声もあったが、価格を考慮すれば文句のない音質で、入門用にぴったりの製品だろう。

総評:本格モデルが高評価も入門モデルも実力

今回の試聴で、音質で一番高い評価を得たのはソニーの「WF-1000XM3」。6製品を8人がそれぞれランク付けしたが、うち7人が1位もしくは2位に選定した。装着感や操作性など、使い勝手に関する評価も上々で、完成度の高さは随一といってよい。予算が許すなら、間違いなくコレが今回のイチオシだ。なお、アップルの「AirPods」も音質に関しては評価が高かったが、装着感など使い勝手の面で評価が大きく分かれた。

使い勝手の面で高評価だったのはオーディオテクニカの「ATH-CKS5TW」。抜群のバッテリー性能もさることながら、装着感の良さ、ボタンによる操作の快適さ、専用のスマホアプリの完成度の高さなどは、さすがは国内老舗ヘッドホンメーカーといったところ。低音重視モデルだけに音質面では評価が分かれたが、製品としての完成度は高い。

高価格帯の製品がほぼ順当に高い評価を得たのに対し、1万円以下のモデルはやはり評価が分かれた。ただし、それぞれを音質面で1位にした人がいるなど、好みの音楽ジャンルにマッチすればハマる傾向も。特にJabeesの「Beebud」は、5000円台と低価格ながら、ポップスやハードロック系を好む人から高い評価を得た。低価格モデルの中にも、自分にぴったりのお宝製品が見つかることもある。それを探し当てるのも一興といえる。

[日経PC21 2019年10月号掲載記事を再構成]

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