飯豊まりえ 母から受け継いだ一粒ダイヤの指輪

飯豊さんのインスタグラムには、食事の写真が多くアップされている。「ご飯は定食が好きです。スイーツは和菓子が好き。職人さんが朝早く起きて、一つひとつ、手間ひまかけて作っている。その大量生産でないところ、繊細なところが好きですね」

コーヒーやレモネードでプライベートを充実

両親に喜んでもらいたいという思いもあり、9歳で芸能界入り。『nicola』『Seventeen』などの人気雑誌で専属モデルを歴任してきた。女優としては、オタク女子から殺人鬼、パパ活する女子大生まで、同世代の女優が二の足を踏むような役にも挑んで、若き演技派に。デビューから11年が経つが、買い物のしかたはずっと変わらないという。

「私、ネットショッピング、したことないんです。モノは自分で見て、触って、買いたいので。お店には、よく1人で行きます。早いんです、私。買うと決めたら、迷わない。あ~、それは嘘です。テレビ電話で『どっちがいいと思う?』とよく人に聞いたりしてます(笑)。

最近、買って良かったものは、コーヒーメーカー。父に好きな豆を買って来てもらってドリップするんですけど、豆や水の量によって味が変わるので楽しくて。コーヒーをいれて飲んでいると、時間に余裕が感じられるというか。『充実してるな~』と思います。

自家製で、レモネードもよく作ります。はちみつとレモン、シナモンスティックやカルダモンなどのスパイスの木の実を入れて1週間漬けておくと、おいしくできるんですよ。家に、おいしいものがあると思うとうれしい。そういう楽しみを作るのが好きなんです」

今、欲しいものは「時間」。長期の休みが取れたら「スペインに行きたい」という。スペインは、19歳の時に念願だった初の写真集を撮影し、今年出演したドキュメント番組『アナザースカイII』でも紹介したお気に入りの国。「パワーをくれる、ビタミンのような場所」だという。

「時間ができたら、スペインの知り合いに会いに行きたいです。ただ、スペイン語がわからなくて、何を言っているのか、よくわからないんですよ。だから、ポケトークがあるといいのかな。すごいですよね~。一瞬で翻訳してくれて、ドラえもんの道具みたい。スペインに行って、ポケトークで会話して帰って来たいです(笑)」

飯豊まりえ
1998年生まれ、千葉県出身。2008年からモデルとして活動。12年に女優デビュー。19年は『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』に出演。秋には映画「惡の華」(9月27日公開)、初舞台となるタクフェス第7弾『流れ星』に出演予定。20年1月には主演映画「シライサン」の公開も控えている。情報バラエティー番組「にじいろジーン」に出演。雑誌「Oggi」「MORE」でモデルとしても活躍中。
(C)河野裕/新潮社(C)2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会

『いなくなれ、群青』

ある日、気がつくと階段島にいた高校生の七草。そこは「捨てられた人々」の島で、島を出るためには、失くしたものを取り戻さないといけないという。この謎の島で、七草は幼なじみの真辺由宇と再会する。島に来たことを「納得できない」と憤慨する真辺に協力し、七草は島の様々な謎を解き始めるが……。監督・柳明菜 原作・河野裕(新潮文庫nex刊) 脚本・高野水登 出演・横浜流星、飯豊まりえ、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、伊藤ゆみ、片山萌美、黒羽麻璃央 2019年9月6日(金)全国ロードショー

(ライター 泊貴洋、写真 吉村永)

MONO TRENDY連載記事一覧
注目記事
MONO TRENDY連載記事一覧