プラチナカード特典 「コンシェルジュ」の実力はポイント賢者への道(129)

NIKKEIプラス1

写真はイメージ=PIXTA
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前回、プラチナカードはポイント還元の面ではそれほどお得ではないものの、付帯特典が充実して魅力的だと紹介しました。筆者は業務上の都合もあり多くのプラチナカードに入会しています。付帯特典の中で最もよく使うのが「コンシェルジュサービス」です。

専用番号に電話してデスクに要望を伝えると、ホテル予約、航空券手配などを代行してくれます。デスクが電話やネットで手配可能な用事なら、ほぼすべて対応してくれます。人気製品の発売日に店前に並んで整理券をもらうといったことは頼めませんが、たいていのワガママは通じます。

人気ホテルを予約してと頼めば、公式サイト上「空室なし」であっても、様々な旅行会社のプランを検索して予約可能なものを見つけてくれます。筆者もホテルで追加で1泊したくなったとき、頼んで別のプランで予約してもらいました。人気レストランもカード会社が提携していることがあり、プラチナ会員向けに席を用意しています。

頼めるのは高級なホテルやレストランに限られるのではと思いがちですが、そんなこともありません。飲み会用の居酒屋の検索、ママ会のためのレストランの予約、出張の新幹線やビジネスホテルの予約なども代理で行ってくれます。

利用する日付、場所、予算を伝えると、それに合うよう手配してくれ、まるで自分に秘書がいるようです。年会費が例えば2万円かかっても秘書を雇っていると考えれば安いでしょう。筆者も家族5人の旅行の手配はいつもコンシェルジュデスクを利用します。仕事の合間に自力で旅行を準備するのは大変ですが、深夜でも電話すれば対応してくれて便利です。生活を豊かにするためと考えれば、プラチナカードは一般のサラリーマンの方にとっても利用価値があります。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2019年8月31日付]