中古マンション、価格上昇鈍る 都心でも横ばいや下落不動産コンサルタント 田中歩

結果として、23区全体の中古マンションの価格指数の推移は、次のグラフのように依然として上昇傾向を示す結果となりました。なお、グラフは05年第3四半期を1としたときの推移を示しており、季節要因を排除するため第1四半期から第4四半期までの平均でグラフ化しています。

23区全体の推移を見る限りでは横ばいや下落といったトレンドは見いだせません。そこで、23区でも最も中心部に存在する人気エリア、都心3区(千代田、中央、港)の動きをみてみます。

面白いことに港区は明確な上昇傾向がみられるのに対して、千代田区と中央区は直近3期(18年第3四半期~19年第1四半期)では明確な上昇がみられません。直近3期の平均上昇率は、港区の1.19%に対し、千代田区が0.49%、中央区が0.40%と結果として微増となってはいますが、グラフで見て取れるようにこれまでの勢いはありません。

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23区のうち上昇は15区のみ
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