夜は冷やし、朝は温冷 シミ防ぎ肌も若返る美容習慣

日経ヘルス

■夜の1分!冷やし美容

暑さでほてった肌の炎症 を抑えてシミ、毛穴目立ちを防ぐ

シミを防ぐために、紫外線を浴びたらすぐに美白ケアをしなければ! そう考える人は多いが、「肌に赤みやほてりがある状態で美白コスメを使うと、肌に負担を与えやすく、かえって炎症が悪化する場合もある」と、コスメに詳しい東京農業大学客員准教授の小西さやかさんは注意する。

「シミをできにくくするために重要なのは、まず肌を冷やしてほてりを鎮めること。その後で美白コスメを使うのが正解」(小西さん)。シミができやすい目のまわりやこめかみをはじめ、Tゾーンまで冷やすことで皮脂分泌を抑え、毛穴目立ちも予防できる。

乾燥や肌荒れ対策には、冷やした後、シートマスクでたっぷり潤いを補給するのが効果的。最後はほてりがなければ適度な油分で潤いをしっかり閉じ込めよう。「ほてりがある場合には、肌のひんやり感を持続させながら潤いを保つことが大切なので、油分を含まず水分の多いジェルタイプで仕上げるのがお薦め」(小西さん)

クレンジングと洗顔で肌を清潔にしたら、冷やし美容をスタート。シミのできやすい目のまわりやこめかみを十分に冷やしてからたっぷり保湿を

保冷剤とそれをくるむためのハンドタオルを準備。その後に行う保湿用の化粧水やジェル、さらに保湿用のシートマスクがあれば冷やしながら潤い補給もできる。

冷凍庫で凍らせた保冷剤を、肌に当てやすいようにタオルでくるむ。保冷剤を直接肌に押し当てるのは厳禁。特にシミができやすい目のまわりやこめかみ、頬骨の上などを中心に数秒ずつ冷やす。肌がひんやりするまで繰り返す。

冷たい缶ドリンクやペットボトルの底を肌にそっと押し当てるだけでも冷却効果が!皮脂分泌の多い額や、毛穴が開きやすい小鼻のまわりも数秒ずつ冷やす。肌がシャキッと引き締まる。

効果を高めるために、さらに化粧水や美容液をたっぷり含ませたマスクを肌にのせる。冷蔵庫で冷やしたコスメを使ってもOK。マスクの上からシリコンマスクを着けると水分が蒸発しにくく保湿力が長持ちする。仕上げにジェル(あれば)をたっぷり塗って潤いをキープ。

■肌温が上がると皮脂の成分が変化

肌温が高くなると皮脂の分泌量が増え、炎症性物質を作る「遊離脂肪酸」の割合も増す。するとメラノサイトが刺激され、紫外線を浴びなくてもシミやくすみを引き起こす「皮脂焼け」が起こる。毛穴目立ちやキメの乱れも起きる。

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血流を一気に促進し て代謝を高め、肌を若返らせる