米国の成長信じ ダウ連動ETF、毎月1万円積み立て

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はキノシタ@みのみ会さん(32)。IT企業勤務で仕事柄肩こりがひどい。口を開け首を上45度に傾ける体操で悩みが解消。
株を売る水準は投資前に決め、後は機械的に執行

2013年~

祖父の遺産相続で資金的に余裕ができたことから、投資を始めてみることにした。初めて買った銘柄は楽天(4755)。当時プロ野球チームの成績が好調で、日本一になれば株価が上がると思ったからだ。ポジションを持つと自然と株への興味が増してきたので勉強してみたところ、配当利回りの高い銘柄に魅力を感じ、みずほフィナンシャルグループ(8411)など合計で10~15銘柄に投資した。

14年~

株に慣れてきたので、値動きが激しい銘柄にも投資してみようと思った。そこで省電舎(現・省電舎ホールディングス、1711)などの中小型株や上場投資投資信託(ETF)「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型」(1570)を買ってみることにした。ただ、アルゼンチンペソの暴落をきっかけに相場が弱含み、泣く泣く損切りした。株価が下がった時点ですぐに諦めればよかったのだが、回復するだろうとずるずると持ち続けたのが大きな反省点だ。この経験以降は、株を買う前にどの水準で売るのかを決めて、そのタイミングに達したら機械的に売るように心がけるようにした。

15年~

就職して相場をずっと見ていられないこともあり、値動きが激しい銘柄への投資はやめた。優待でプレミアムビールがもらえるアサヒグループホールディングス(2502)や、自分がプレーしたゲームの出来がよかったバンダイナムコホールディングス(7832)に投資したところ、大きく値上がりし、現在も保有している。

18年~

証券会社に勤める友人が、米国のダウ工業株30種平均の魅力について熱弁してきた。米国は中国との問題はあるが、世界一の大国として長期的に成長するだろうと思い、連動するETFを毎月1万円ずつ積み立てている。当面は短期売買をやめて長期投資を続ける予定だ。

[日経ヴェリタス2019年8月25日付]