火災保険で自然災害をカバー 水災補償の有無を確認災害に備える損害保険(上)

2018年7月の西日本豪雨で冠水した岡山県倉敷市真備町
2018年7月の西日本豪雨で冠水した岡山県倉敷市真備町

夕食を終えた筧家のダイニングテーブル。恵と良男がテレビのニュースを見ながら、お茶を飲んでいます。幸子は9月に開催される「災害への備え」をテーマにしたマネーセミナーの資料作りを進めています。

筧(かけい)家の家族構成
筧幸子(48)良男の妻。ファイナンシャルプランナーの資格を持つ。
筧良男(52)機械メーカー勤務。家計や資産運用は基本的に妻任せ。
筧恵(25)娘。旅行会社に勤める社会人3年目。
筧満(15)息子。投資を勉強しながらジュニアNISAで運用中。

筧良男 大型の台風10号が過ぎ去ったね。昨年は西日本豪雨などもあったし、災害への備えは万全にしておきたいね。

筧恵 被災すると家の修繕費などでお金がかかるし、日常生活を取り戻すのも大変よね。

筧幸子 ええ。被災者を対象にした公的支援制度があるとはいえ、万一のことがあると家計へのダメージはかなり大きいわ。まず、住んでいる自治体が公表しているハザードマップなどを見て、自宅の「自然災害リスク」を知っておきたいわ。お金については3~6カ月程度の暮らしができるぐらいの貯蓄をして、さらに火災保険や地震保険に加入しておきたいわね。

良男 火災保険は火事で家が焼損したときの補償だけでなく、自然災害への備えにもなると聞くよね。