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仏ジュラ地方のザリガニ料理を味わう 東京・東大前

2019/8/26

「マ プール」の「北海道阿寒湖の天然エクルビス フォアグラと鶏レバーのガトー仕立て エストラゴンの香り」

東京大学の最寄り駅、東京メトロ南北線「東大前」駅から徒歩約3分、ゆるやかなカーブの通りに現れるのは、鮮やかな黄色が目を引く外観。2017年にオープンした「Ma Poule(マプール)」が建つここは、まるでフランス片田舎の街角のよう。

Summary
1.本場仕込みのフランス・ジュラ地方料理が楽しめる「マプール」
2.大人がゆっくり料理とワインを楽しめる小さなレストラン
3.おすすめは「ジュラ・コース」。合わせるワインはマダムにおまかせ

迎えてくれるのは、オーナーシェフ・市岡徹也さんと、マダムソムリエのゆう子さん。

「Ma Poule」は仏ジュラ地方の料理とワインをまるごと味わえる、日本では貴重なレストランだ。

フランスの街角を思わせる店の外観

ジュラは仏ブルゴーニュの東側からスイスとの国境ジュラ山脈の間に広がる、自然豊かな地方。

「水質が良く、土壌が肥えています。乳製品ではモンドールやコンテといったチーズ、淡水魚、種類豊富なキノコ、ハーブなど山の幸がたくさん。食材と、ここに暮らす穏やかな人々にも魅了されました」(市岡シェフ)。

一番人気の「ジュラ・コース」は、

・アミューズ

・季節の前菜1品目

・季節の前菜2品目

・メイン

・タルティーヌ デュ ジュラ(ジュラ地方の温かいチーズ料理)

・デザート

・プティフール

の7品で構成。(ジュラ・コースのみ、3日前までの予約必須)

その中からいくつかピックアップしよう。

海がないジュラ地方の大切なタンパク源は淡水魚。中でもエクルビス(ザリガニ)は、ジュラに夏の訪れを告げる風物詩だ。「Ma Poule」でも、天然のザリガニで貴重なひと皿を作り、季節の前菜の1品目に登場させる。

濃い緑色のホウレン草のソテーに、鶏レバーとフォアグラのガトー、エクルビスのむき身を盛り、頭を添えた一品。「前菜」というより、のっけからメインが登場したかのよう。

ザリガニから取っただしとブラウンマッシュルームを使ったスープのようなソースが、目の前でなみなみと注がれる。添えられたハーブは、エストラゴン。

「個性ある香りで甲殻類と合わせることが多いハーブです」(市岡シェフ)と聞いて、なるほど! ザリガニの濃厚な風味とエストラゴンのさわやかさの調和の妙に、うなる。

ザリガニは北海道・阿寒湖で短い夏の間だけ獲れる「ウチダザリガニ」。3日前までに予約必須なのは、鮮度の高い食材を仕入れるためだ。

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