株式・投信

七転び八起き

連続増配・グローバル銘柄に投資 資産10億円目標

2019/8/19

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はオプション職人さん 専業投資家、趣味は麻雀とインターネットでの麻雀観戦。
オプション職人さん 市場のゆがみをみつけるのがスタイル

■2000年代~

テレビの影響で高校時代から投資に興味があり、投資系の学問を学べる早稲田大学理工学部に入学。大学時代は祖母からもらった100万円でイー・トレード証券(現SBI証券)を通じて新日本製鉄(現・日本製鉄=5401)などを買った。

インデックス投資が有利だと知っていたので、その後900万円を新興国、全世界、日本を除く先進国の外国上場投資信託(ETF)の3種類へ投資した。購入後すぐにリーマン・ショックが起きて半分以下(400万円)になるが15年に少しのプラスで売却。暴落時に慌てずに放置できたのが勝因だ。

■13年~

短期トレードもやりたくなり、外国為替証拠金取引(FX)や、相場の上げ下げを予想するバイナリーオプションを始める。初期資金80万円ではじめ、18年までの累計5年で6億円を稼ぐ。途中で専業投資家になった。5年間で負けたと言えるのは1か月くらい。現在は短期トレードは多いときの10分の1くらいまで減った。

■17年~

FXなどで稼いだ余剰資金を、株と不動産投資信託(REIT)のインデックス投資に回す。運用規模は1億7000万円程度。投資条件は連続増配(減配リスクが少ない)、リーマン・ショック時に下落してない、PER(株価収益率)で30倍以下と高すぎないこと、グローバル企業であること、などだ。著名学者ジェレミー・シーゲル氏の考え方を参考にした。保有銘柄は70社ほど。具体的には米バンガード・グループの米国株ETFや、ユニリーバ、P&Gなどだ。

日本株では三菱商事(8058)やオリックス(8591)を保有している。減配時以外は損切りせず、下落時は徐々にナンピン買いしていく方針だ。現在、毎年もらえる配当金は650万円ほど。長期投資の資産規模で10億円以上、年配当額で2000万円にするのが目標だ。

[日経ヴェリタス2019年8月11日付]

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