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19年型最新冷蔵庫5台 常識覆す「冷凍」機能に注目

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NIKKEI STYLE

最新の冷蔵庫を買うなら冷凍室の機能に注目してほしい。「食材は冷凍すると味が落ちる」「冷凍した食材は解凍しないと包丁で切れない」「冷凍室と野菜室の場所は最初から決まっている」といった、従来の常識を破った冷蔵庫が次々に登場しているからだ。さらに人工知能(AI)が献立の相談に乗ってくれる製品まであるという。各社の冷蔵庫の上位機種に搭載されている注目機能を、家電ライターの田中真紀子さんが解説する。

◇  ◇  ◇

業務用レベルの急速冷凍/パナソニック

パナソニックのWPXシリーズは、食品の細胞の破壊を抑えながら急速に冷凍する「クーリングアシストルーム」を採用した。

専用ダクトと専用ファンを設け、約マイナス30度以下の冷気を集中的に流し込む「集中シャワー冷却」を、従来比約8倍の大風量で行うことで、業務用レベルの急速冷凍を可能にしている。

このクーリングアシストルームに搭載した「はやうま冷凍」により、家庭で作る唐揚げやフライなどはジューシーにおいしく、ご飯も炊きたて時の水分量を保ったまま冷凍できる。食材の細胞を壊さないため、解凍後もおいしさをキープするという。

はやうま冷却の「冷ますモード」を使うと、作りたての弁当のあら熱が5分で取れる。菌の繁殖を抑制できて衛生的だ。

得意の冷凍技術がAIで進化/三菱

三菱電機の冷蔵庫といえば、凍った食材を、そのまま包丁で切れる独自の冷凍技術「切れちゃう瞬冷凍」が有名。解凍しなくても使いたい分だけ調理に使える。ただし、従来モデルでは、食材を「瞬冷凍」したい場合、ドアに表示されているパネルの「瞬冷凍」ボタンをタッチする必要があった。

最新のMX/MBシリーズに搭載された「切れちゃう瞬冷凍A.I.」は、瞬冷凍室に食品を入れるだけで、「瞬冷凍」をタッチしなくても自動で瞬冷凍が始まる。

しかし、そのままだと瞬冷凍室を開閉するたび、新たな食材が投入されたと判断し、途中まで瞬冷凍が進んでいた食材に対しても初めからやり直してしまうことになる。

そこでAIが日々の冷蔵庫の扉の開閉から、ユーザーの行動を分析・学習し、生活パターンを予測。ふだんの活動時間とは違う時間帯に開閉があっても、新たな食材が入ったとは判断せず、そのまま瞬冷凍の工程を完了するまで継続する。

また従来、瞬冷凍できるのは肉や魚が中心だったが、生野菜も下ゆでなしで冷凍できるようになった。市販のカット野菜なども約2週間の長期保存が可能。凍ったカット野菜も必要な分だけほぐして使うことができるので、まとめて保存しておけば忙しい平日の調理時間を短縮できる。

生鮮食品を凍らせずうまみ成分を増やす/東芝

生鮮食品を約マイナス1度の低温状態で約1週間鮮度をキープしたまま保存でき、さらにうまみ成分を増やすことができる新機能「低温チルドモード」を搭載したのが、東芝のFZシリーズ。

冷蔵室と野菜室を専用の冷却器で冷やす「新鮮ツイン冷却システム」により、約マイナス1度の安定した低温環境を実現。細菌の活動を抑えて食品の腐敗を抑制する。

さらに「LED除菌」と「光触媒ルネキャット」という2つの除菌機能を搭載。これらの機能により生鮮食品の熟成期を長期化させ、うまみ成分をアップできるという。

「速鮮チルドモード」を使えば、大風量とアルミトレイによるスピード冷却が可能。ギリギリ凍らない約マイナス4度で芯まで冷やすことで、食材の細胞を壊さず、風味や栄養を逃さない。また「解凍モード」を使えば、約30分で冷凍した肉や魚を包丁でサクッと切れる硬さまで解凍する。

AIが家庭に合ったメニューを提案/シャープ

シャープのGXシリーズは、無線LANを装備し、クラウドサービス「COCORO KITCHEN」に対応した。

スマートフォンアプリと連携することで、購入した食材を登録したりメニューを検索したりするだけでなく、購入履歴やメニューの相談履歴をもとにAIが家族の嗜好や利用状況を学習。その家庭にあったおすすめメニューを提案する。COCORO KITCHENで検索した献立メニューは外出先から確認でき、材料リストから食材の買い物メモの作成が可能。

買ってきた食材に関しても、「保存ナビ」が上手に保存できる冷蔵・冷凍術をアドバイスする。いつも購入する食材の消費サイクルや購入履歴も学習。そろそろ買う候補として買い忘れがないかを確認してくれる。

献立メニューは、COCORO KITCHEN対応のヘルシオ・オーブンレンジやヘルシオ・ホットクックと連携可能。冷蔵庫で選んだメニューをヘルシオに送信するだけで簡単に調理できる。

冷凍・冷蔵・野菜室を自由に変更/日立

冷蔵室や冷蔵室に求められる容量は、家族構成やライフスタイルによって大きく異なる。特に世代によってバラつきがあるのが野菜室。日立の実態調査によると、さまざまな野菜がたっぷり収納されている傾向が見られたシニア世帯に比べ、若い世帯は野菜が少なく、飲料やペットボトルを入れているケースも多い傾向が見られたという。

そこで日立が考えたシステムが、冷蔵庫下部の2つの引き出しを「冷蔵」「冷凍」「野菜」のどれかに変更できる「ぴったりセレクト」。

冷蔵庫の引き出しは一般的に、1つが野菜室、1つが冷凍室に固定されている。しかし日立のR-KX/KWシリーズは、それぞれの引き出しの用途を必要に応じて変えられる。冷凍食品が多い家庭なら2段とも冷凍室に、作り置きが多い家庭なら、1段を冷蔵室に、もう1段を冷凍室にして使うことができるわけだ。設定は途中で変えられるため、取り寄せた食品が届いたときやまとめ買いしたときなど、必要に応じて変更することも可能。

冷蔵室の棚全体を約2度のチルド温度に設定できる「まるごとチルド」機能も搭載している。

田中真紀子
 白物家電・美容家電を中心に、暮らしにまつわるモノやコトを幅広く取材、執筆するフリーライター。リアルな主婦目線で、日々の家事が楽しく快適になる家電の取り入れ方を積極的に発信する。

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