子どもにどう教える 働いて稼ぐ大変さ、ためる大切さ「子どもに金銭教育」をマネーハック(3)

会社によっては子どもの職場見学日があります。子どもを歓待するだけのイベントになっていることもしばしばですが、それでも通勤の様子や職場の雰囲気などを知ることは、子どもにとって有意義な経験になるはずです。ぜひ参加させてみましょう。

また、親がお金を大事なものとして考えていることは、日々の生活からも伝えられます。それは「小銭をおろそかにしない」とか「ダラダラとムダ遣いをしない」といったお金の使い方を親が見せることで伝わっていくはずです。

「お手伝いにおこづかい」はさじ加減に注意

子ども自身が「働いて稼ぐ」という理解を深める経験もお金の教育の一部でしょう。小さい頃「お手伝い」をしておこづかいを増やした経験がある人も多いと思いますが、「お手伝いに対しておこづかいをあげる」というやりかたはどう考えるべきでしょうか。

お手伝いを当然すべきことであり無償の奉仕として位置づけるか、付加的なおこづかいがもらえる価値のある労働として捉えるかは、各家庭で議論いただければと思います。どちらが正しいと決められるものではないでしょう。しかしどちらにしても、そのメッセージは子どもに伝えていく必要があります。

お手伝いの内容・難易度と金額設定のバランスに留意すれば、おこづかいを与えることは悪くないと思います。ルールをしっかり決めることが重要です。「お風呂掃除」「トイレ掃除」「夕ご飯の買い物」のようなものはルールを設定しやすいと思います。手抜きをしていないかなどのチェックも時々必要でしょう。

良くないのは「今からすぐ部屋の掃除をしたら100円」とか「ボーナスが出たから、今日だけお風呂掃除をすぐやったらオモチャを買ってあげよう」というものです。おこづかいで子どもの行動を釣ったりするのは、あまりいい方法ではないでしょう。

それぞれの家庭で「お手伝いにおこづかい」について考えてみてください。

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