ビーツの完全無線イヤホン、AirPodsとの違いは

スタミナ豊かなPowerbeats Proだが、一方で充電ケースはサイズ、重さともにAirPodsに比べると大きめだ。バッグの空きスペースを占有するところが弱点ともいえる。

充電ケースも写真を見るとわかる通り、「Powerbeats Pro」のケースは大きめだ

カラーバリエーションの有無も両者の違いだ。ホワイト1色のAirPodsに対して、Powerbeats Proにはブラック、アイボリー、ネイビー、モスという4色が用意されている。

「Powerbeats Pro」はカラフルな4色展開。左からモス、ネイビー、アイボリー、ブラック

豊かな中低域が楽しめる

AirPodsとPowerbeats Proを聴き比べて感じたのは、どちらのイヤホンも同じクリアで心地よい抜け味を備えながら、Powerbeats Proはさらに豊かな中低域が楽しめる音づくりに特徴があるということだった。

また安定感のある装着感や防汗性能を実現したPowerbeat Proはアウトドアリスニング向けのワイヤレスイヤホンとしても一流の完成度に到達していると感じた。

操作性なども含めると、今後もアップルのAirPodsと熱烈な競争を繰り広げそうな好敵手が誕生したといえるだろう。どちらか1つを選ぶのではなく、懐が許せば両方そろえて、ふだんの通勤・通学時にはコンパクトなAirPods、ジムで汗を流す時間には安定したフィット感が得られるPowerbeats Proといった具合に使い分けるのもありかもしれない。

山本敦
フリーランスライター。オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経て独立。AI・IoTに関わるスマートオーディオ、4KにVODまで幅広いカテゴリーに精通する。堪能な英語と仏語を活かし、国内から海外のイベント取材、開発者へのインタビューを数多くこなす。
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