ビーツの完全無線イヤホン、AirPodsとの違いは

中でも大きな違いといえるのが、Powerbeats Proが耳に掛けて装着するイヤーフックスタイルを採用した点だろう。シリコーン製のイヤーフックを耳に掛けて、イヤーチップを耳に挿入すればしっかりと安定した装着感が得られる。通勤電車などで人にぶつかってイヤホンが耳から落ちてしまう不安から解放される。

柔軟に曲がるイヤーフックを採用。AirPodsよりも耳に装着したときの安定感は高い

ビーツではさらに独自の厳しい品質基準による耐久テストを行い、Powerbeats Proに耐汗・防沫性能を持たせている。ジムで汗を流す時間など、スポーツシーンで音楽を心地よく聴きたいという方にはPowerbeats ProのほうがAirPodsよりも向いている。

細かな音まで聞き取れる密閉型構造

耳栓のように耳穴を塞いで高い遮音性能が得られる「密閉型構造」のイヤホンだということもAirPodsにはない特徴だ。

耳を完全に塞がない「半密閉構造」のAirPodsと音を聴き比べてみると、にぎやかな繁華街を歩いたり、バス・地下鉄に乗っていたりといった騒音に囲まれる環境でも、パワフルな音が聴きやすい。ボーカルの繊細なニュアンス、弦楽器の華やかな余韻なども鮮明に浮かび上がる。騒々しい屋外でも静かに音楽を聴きたいという人には密閉型構造のPowerbeats Proは良い選択肢になるだろう。

操作性も微妙に異なる。

AirPodsの場合、音楽再生などのリモコン操作は、AirPods本体をダブルタップ(指で軽く2度たたく操作)して行う。対するPowerbeats Proのリモコンはボタンを押す方式。完全ワイヤレスイヤホンは初めてという人にとっては、ボタンを押し込むと操作の手応えがしっかりと返ってくるPowerbeats Proのほうが安心できると思う。

本体左右側面の「b」ボタンと、その上に載っているボタンでペアリングしたスマートフォンの音楽再生のボリューム、ハンズフリー通話を操作できる

ケースサイズはかなり異なる

Powerbeats Proはイヤホン本体の内蔵電池をフルに充電すれば約9時間の音楽再生が楽しめる(AirPodsは5時間。充電ケースを併用すれば、どちらも再生時間は24時間以上まで延びる)。

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