女性

ライフスタイル

猫と私の暮らしかた パートナー選びも意気投合!

日経ARIA

2019/8/15

左からペトロくん、ゴンゴンくん、ドゥドゥちゃん
日経ARIA

かけがえのない家族の一員として、動物との暮らしを楽しんでいる女性は多いはず。物言わぬ彼らですが、時に心を幸せな気持ちで満たし、時に沈む気持ちにそっと寄り添ってくれます。「この子のためなら何でもする!」とまで思わせる存在かもしれません。人生に豊かな彩りを運んでくる最愛のパートナーとの物語を紹介します。

「ドゥドゥはおっとりしたお嬢さん。自分のことを人間だと思っているふしがあるんです。『下々のメンズ猫と一緒にしないで! ワタシはママが一人暮らしの時から支えていたんだから』と」

フリーランスで書籍PRの仕事をしている奥村知花さんが夫と暮らす都内の自宅は、昨年2月に引っ越してきた一軒家。大がかりなリノベーションを施した室内は、奥村さんが大好きなモロッコの雑貨やマジョリカタイル、オリエンタルテイストの家具に彩られています。そんな異国情緒漂う空間に負けない存在感を放つのが、個性豊かな3匹の猫たちです。

■「猫を探しています」だと思ったら…

奥村さんが独身の時から一番長く付き合っているドゥドゥちゃんは、本名ラガドゥ。12歳のエキゾチックショートヘアです。結婚後、ドゥドゥちゃんが寂しくないようにと夫の提案で飼うことになったのが、8歳のメインクーン、ペトロくんことペトロニウス。そして、引っ越し後にやって来たラグドールのゴンゴンくん(本名はグランタルト!)はまだ9カ月。奥村さんの後を常について歩く元気いっぱいの甘えん坊です。

「ゴンゴンとは思いがけない出会いでした。引っ越してすぐの頃、手書きの『猫を探しています』という貼り紙を見つけて、これから何かとお世話になるご近所さんのお役に立てたらと思ってお訪ねしたんです。そうしたら私が文面を読み違えていて、実際は猫のもらい手を探していた。それがゴンゴンでした」

猫たちの運動にぴったりのらせん階段があることも、この家に決めた理由の一つ。階段の間から、ゴンゴンくんのつぶらな瞳がのぞく
ダイニングテーブルと同じ高さにある食器棚の平らなスペースは、「お嬢様」のドゥドゥちゃんだけの特別な食事場所

生まれた時から家に猫と犬がいたという奥村さんにとって、動物との暮らしは「いないことが考えられない」というほど当たり前のこと。24歳で最初の結婚をした時も、犬1匹と猫2匹を飼いました。「でも、元夫に彼女ができて、勝手に犬だけを連れて家を出てしまったんです」

傷心の中、残された猫たちと寄り添うように暮らしていた奥村さん。数年後に離婚が成立し、マンションで新生活を始めたある日、再び悲しい出来事に見舞われます。2匹の猫のうち1匹が、奥村さんの留守中に8階のベランダから転落し、命を落としてしまったのです。「突然の別れのショックと、かわいそうなことをしてしまった思いで立ち直れなくて、ずっと泣き暮らしていました。そうしたら、残された猫と同じ種類のエキゾチックショートヘアを、家族がプレゼントしてくれました。それがドゥドゥです」

女性 新着記事

ALL CHANNEL