小型でも冷凍室たっぷり ツインバード冷蔵庫の魅力

「冷凍食品=手抜き料理」というイメージがありましたが、最近、その見方が変わってきています。19年4月に日本冷凍食品協会が発表した調査でも、「冷凍食品をまったくまたはほとんど使用しない」という人は2割前後で年々減少している一方で、利用する頻度が増えた人の声を見ると「調理が簡単で便利だから」「おいしいと思う商品が増えたから」「手ごろな価格だから」というポジティブな理由が上位を占めているんです。実際、コンビニエンスストアやスーパーでも冷凍食品売り場はどんどん増床しています。

――冷凍室の役割が大きくなっているわけですね。

岡田 そういった動きがあるのだったら、冷蔵と冷凍の容量を同じにするというのは、現在の日本の暮らしにあったコンセプトの商品になるのではないかと考えたんです。

――ただ「まとめ買いをするのは大家族」という印象があります。一人暮らしや2人くらしでもそういうニーズがあると考えたわけですか。

岡田 もちろん最初から新生活を始める全員をターゲットにしたわけではありません。狙っているのは節約したい人、ヘルシーな生活をするためにまとめ買いをして自炊をしようと考えている人といった層です。少しニッチな方向でのコンセプトではあったと思うんですけれども、そのおかげで、とんがった特徴を持った、わかりやすい商品にはなったのかなと思っています。

――発売は17年。実際に買った方は狙い通りでしたか?

岡田 そうですね。新生活を始める人、節約したいと考えている一人暮らしはもちろんですが、単身赴任など、ふだん料理をしない男性が「冷凍室が大きいと冷食をたくさん入れておけるので便利」という理由から購入するケースも多いです。また「今使っている冷蔵庫では冷凍ストックが足りない」と2台目として購入する人が多いことには驚きました。

最近、シニアの一人暮らし向けに、栄養士が栄養価を測った冷凍のお弁当をまとめてデリバリーするサービスも増えていますが、そういったサービスを利用している人にも大容量の冷凍室はアピールポイントになっていると思います。

――新生活を始める若い人だけでなく、一人暮らしの高齢者のニーズにも合っているわけですね。

引き出しでフードロスを防ぐ

――実際に使って便利だと思ったのが、冷凍室が多段式の引き出しになっている点でした。

岡田 一般的な冷蔵庫の冷凍室は「ドロワー式」と呼ばれる大きなバスケットが入ったタイプがほとんどです。ただこれは容量を大きくすると奥の物が取りづらくなるんですよ。入れっぱなしで忘れてしまったり。多段式の引き出しにすることで整理しやすくなるし、出しやすくなります。

フードロスも社会問題になっていますが、「たくさん入るけど取り出しやすい」「奥にしまっても忘れにくい」冷凍室にすることでロスも減らせるんじゃないかと考えました。

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