マネー研究所

桐谷さんの株主優待入門

桐谷さん優待株選びの掟 下落し総合利回り4%は買い

日経マネー

2019/8/9

サムティ(東1・3244)は割引券利用のルールが変わり使い勝手が良くなった点を評価。KDDI(東1・9433)はカタログギフトで選択できる商品の中に、桐谷さんの出身地である広島風お好み焼き(冷凍)があるのがお気に入り。フェイスネットワーク(東マ・3489)はQUOカード券面が懐かしい「サイボーグ009」というのがポイント。8・9月権利銘柄のお薦め銘柄も挙げてもらったので、参考にしてほしい。

注:投資金額は、優待が取れる最小株数を購入した場合の金額。株価は7月5日時点。同じ優待が年2回ある場合は1回分を掲載。掲載分以外の優待内容や株数区分がある場合は「~」と表記

■優待品の数々、ホントに使ってる?

桐谷さんはたくさんの優待品を受け取っているが、それらを全て使えているのだろうか。

桐谷広人(きりたに・ひろと) 69歳。元プロ棋士(七段)。1984年の失恋を機に株式投資を始める。現在900の優待銘柄を持ち、その優待品で日々の生活をほぼ賄っている。癒やされる人柄も人気の理由(写真:窪徳健作、大沼正彦)

「モチロンです」と答える桐谷さんの一日は忙しい。優待の買い物券や食事券の使用期限が集中する6月末・12月末は一日に4件、5件とお店をはしごして優待品を使う日々が続く。「優待を使うために一生懸命、外出してます」と桐谷さんは話す。

例えば6月の某日は、午後にルネサンス(東1・2378)のスポーツクラブで汗を流し、ブックオフグループホールディングス(東1・9278)で本を買い、テンアライド(東1・8207)の「テング酒場」で優待仲間たちと食事。帰り道にヤマダ電機(東1・9831)に立ち寄り生活用品を買って帰宅、というスケジュール。もちろん、いずれも優待を使っている。そして自宅に戻ればカタログギフトの商品交換申し込み、と目が回る忙しさだ。

その優待消費を支えているのは桐谷さんおなじみの優待バッグ。使用期限が近い券から日付順にバッグに入れ、今日はこれ、明日はこれ、ともれなく使い切るように計画している。写真のレシートの山は、6月のある1週間に優待で買ったもののレシートだ。これだけ消費していれば、ほぼ優待は利用し切っていそうだが「吉野家ホールディングス(東1・9861)やクリエイト・レストランツ・ホールディングス(東1・3387)の食事券を使い忘れ、期限後に束になって見つかったことがあり、がっかりしました」(桐谷さん)。

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