嫌いな芸人、明石家さんま初のトップ 石橋貴明は2位好きな芸人 嫌いな芸人 2019

日経エンタテインメント!

「-」は昨年20位圏外

10位の久保田かずのぶは『M-1グランプリ』の一件が尾を引いている。昨年末、同大会で審査員を務めた上沼恵美子に対して動画生配信中に暴言を吐き、これがお笑い界を揺るがす大騒動に発展。17年には自身がグランプリに輝いた実力の持ち主ながら、この騒動以降、テレビ出演が激減してしまった。

一見、炎上と縁がなさそうな相席スタートは、山崎ケイの著書『ちょうどいいブスのススメ』がドラマ化される際、タイトル表現として“ちょうどいいブス”が問題視され、最終的に改題された。山崎からすればややもらい事故のようなケースだが、もともと自身のキャッチフレーズにもしていたことから、改めて本人に厳しい目が向けられたと思われる。

こうした炎上芸人の多さからも分かるように、嫌われる芸人はネタの面白さ以前に人間性で判断されているケースが多い。ネット以外でも、素顔がそのまま出てしまうドッキリ企画で評価を落とす芸人も後を絶たない。嫌われることを恐れて小さくまとまると「つまらない」と言われ、体を張ったり本音をさらすと裏目に出ることも多い彼ら。そのさじ加減の難しさもあるだろうが、信用を無くすのは実に簡単であり、一度ついたイメージはなかなか覆らないことが結果から読み取れる。

(ライター 遠藤敏文、木村尚恵)

[日経エンタテインメント! 2019年8月号の記事を再構成]

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