働き方・学び方

キャリアの原点

公募で女性副市長 リクルート流で役所にスピード感 四條畷市副市長の林有理氏(上)

2019/8/6

四條畷市の林有理副市長は出産から3カ月のタイミングで副市長公募のニュースを知った (エン・ジャパン「AMBI」提供)

民間で活躍した女性が公的分野に進出し、キャリアを築く例が出てきた。大阪府四條畷市とエン・ジャパンの公募プロジェクトを通じ、1700人の応募者の中から選ばれ、四條畷市初の女性副市長に就いた林有理さんもその一人だ。公と民をまたぐ先駆者として、2017年10月の就任以来、関心を集めている。

――副市長の仕事内容とは。

「学校の教頭先生を想像してもらうと、イメージがわかりやすいかもしれません。副市長の役割は地方自治法に明記されています。任期は4年。普通地方公共団体の長が議会の同意を得て選任します。地方自治体の長の補佐をし、市長が向かわんとする方向に対しての政策・企画を司り、必要に応じて市長の代理も務めます」

「副市長というと、広域自治体、大阪であれば大阪府、あるいは県からお越しになるような方だったり、プロパーの生え抜き職員だったり、というケースがほとんどです。民間からの公募はゼロではありませんが、市に一人しかいない副市長を公募で選ぶケースは聞いたことがないといわれました。四條畷市職員の言葉を借りれば、『果てしなく無謀に近いチャレンジ』だそうです」

――もともと大阪府の出身。四條畷市になじみはあったのでしょうか。

「生まれは大阪府ですが、思春期を過ごしたのは奈良県です。四條畷市は奈良県と隣り合っておりまして、生駒山という山を挟んで大阪府側と奈良県側に分かれます。生駒山の上に森の中の遊び場があるのですが、そこは四條畷市。大学に進学して関東に出てくるまでは、毎週末、家族と一緒にそこで犬を連れて散歩をするなどしていました」

――副市長の公募をいつ、どのように知ったのですか。

「出産してから3カ月ぐらいたった頃だったと思います。子供を背負って皿洗いをしている最中、四條畷市が副市長を公募するというニュースが流れたのです。当時住んでいたのは東京でしたが、夫が、『向いていると思うから受けてみなよ』と応募を勧めてくれました」

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