こづかい交渉・ムダ遣い… 子どもに「お金」学ばせる「子どもに金銭教育」をマネーハック(1)

これは私の子どものころの話ですが、おこづかいの金額は交渉制でした。年に1度、お正月になると、親と「年俸交渉」を行うのです。「いくらほしいのか」「なぜその金額が必要なのか」を自分なりに考え、自分の言葉で話して、親とやりとりしたうえで、1年間のこづかい額が決まりました。

今になって考えてみると、親は私が自分なりにお金について考える能力を養わせようとしていたのだなと思います。実際には親が「落とし所」を意識して導くのですが、そこから学べたことはたくさんありました。

私の場合、小学生高学年くらいから交渉制だったと記憶していますが、中学生以降であれば、そうしたやりとりは十分に可能でしょう。皆さんもぜひ、来年の正月か4月に「子どもとおこづかい交渉」をしてみてはいかがでしょうか。

交渉をしない場合であっても、「なぜ、おこづかいはその額なのか」は親として子どもにメッセージを発してみてください。それも子ども自身がお金について考えるきっかけになるはずです。

お年玉などの高額収入、金銭教育の工夫のしどころ

おこづかいで子どもに教えることができるのは「1カ月の収支管理」だとすれば、お年玉は「まとまった額のお金の使い方」になるでしょう。

お正月になればお年玉をもらうでしょう。夏の帰省でちょっとした額のお金を親戚からもらうこともあります。一般的に、毎月のおこづかいとは比較にならない金額です。

未就学児や小学生低学年であった場合、親が預かっておく、という方法もありますが、いずれそうもいかなくなります。

毎月のおこづかいが数千円であったときに、数万円になることもある高額収入をどう使わせるかも、親とすれば金銭教育の工夫のしどころです。

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