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デジタルライフ

あおり運転から身を守る ドライブレコーダーの選び方

日経PC21

2019/8/26

■画角と解像度に注目、HDRやGPSも欲しい

ドライブレコーダーを選ぶときに最も重視したいのは、画角と最大撮影解像度だ。画角は、レンズが映す範囲を角度で示しており、角度が大きいほど撮影できる範囲が広い。画角は3種類あり、特に重視したいのは左右(水平)画角だ。左右の映る範囲が広いと、交差点での左右の状況や歩行者なども撮影しやすい。

レンズで撮影できる範囲を角度で示したのが画角だ。左右(水平)画角、上下( 垂直)画角、対角画角とあり、左右画角が広いと左右にいる歩行者や車がより多く映るため、選ぶときに重視したい
画角が広い製品(左右画角132度、上下画角70度、対角画角144度)と狭い製品(左右画角95度、上下画角50度、対角画角130度)を比較した。左右画角が広いと、交差点や歩行者の状況まで撮影しやすい

最大撮影解像度は、映像のきめ細かさを示す数値で、数値が大きいほどきめ細かくなる。最大撮影解像度が高いと、遠方にいる他車のナンバープレートなども映りやすい。

最大撮影解像度は、映像を構成する画素(ドット)の数を示し、この数値が大きいほど、映像は高精細となる。数値が大きいとほかの車のナンバープレートや道路標識の文字まではっきりと映る半面、動画データの容量が大きくなり保存できる時間は短くなる

全地球測位システム(GPS)があると動画と一緒に運転経路も記録できる。専用ソフトを使えば、GPSログと動画を同期して再生でき、撮影地を地図で表示できるので、アクシデントが発生したときの場所がわかりやすい。また、GPSから現在の時刻を取得できるので、ドライブレコーダーの時計合わせも不要だ。

GPSを搭載する製品なら、経路や速度も同時に記録できる。それらの情報と動画を同時に閲覧するには、メーカーが配布しているパソコン用のソフトを使う

HDR(High Dynamic Range)やWDR(Wide Dynamic Range)は映像を自動補正して見やすくする機能だ。明暗が激しく切り替わるトンネルの出入り口や逆光といった状況で、映像が白飛びや黒潰れするといったことは避けられないため、必ず欲しい機能だ。

HDR機能は、トンネルの出入り口や夜間といった明暗差の激しい場面で、白飛びや黒潰れを自動補正する機能だ。WDRと呼ばれることもある

安価な製品と高価な製品では、解像度や画角はもちろんのこと、付加機能の有無も異なる。激安製品を買うときは、それらを理解して購入するとよい。ドライブレコーダーの現在の売れ筋は、1万円台の定番製品と、2万円以上の高性能製品だ。

ドライブレコーダーは、製品によって価格が大きく異なる。売れ筋は1万円台の定番製品と2万円以上の高性能製品だ。画角や解像度、GPSや運転支援機能の有無などが異なる。利用できるSDカードの容量も小さい

次ページで最新のドライブレコーダー5機種を紹介する。

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