噂で買い大損、安全運転に切り替え住宅資金に

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はアクティブママさん(46) 金融機関に勤務する2児の母。趣味はジョギングやコンサート鑑賞。休日は子どものサッカーの試合観戦などが多い。
アクティブママさん 損切りはせず長期保有、生活密着銘柄に着目

1997年~

損害保険会社に入社して3年目に投資を始める。当時は法人営業を担当していたが、全社的にフィナンシャルプランナーの資格取得を推進していたため、運用に興味を持ったのがきっかけ。職場近くに証券会社があり、相談できる体制も整っていた。光通信(9435)などの株式に投資。投信もグローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)を購入し総額400万円を投じた。

購入した光通信株は大きく下落。他の株も含め7割程度の赤字になる。噂話を聞いてから購入するのでは遅いと痛感。自分で納得できる銘柄を選ぶように決め、伊藤園(2593)やワイズテーブルコーポレーション(2798)、トヨタ自動車(7203)など身近な銘柄に変更。インドなど海外株投信にも投資を始める。

2003年~

損保から転職し住宅を購入。住宅ローンは東京三菱銀行(現三菱UFJ銀行)で借りたが、05年に東京スター銀行で借り換えた。東京スター銀の住宅ローンは預金連動型で、預金分は金利がかからないため、資産を普通預金に集めた。株式や投信、保険、外貨などに資産を振り向けていたが、利益が出ているものは全て利益確定した。

07年~

それまで住んでいた自宅の3倍広い土地の家に引っ越した。自宅売却資金の4000万円は全て購入費用に充てたが、住宅ローンは7000万円あったので運用を手控えて預金に充てた。一方で確定拠出年金やそれまで保有してた保険商品はリスクをとって積極型で運用した。

19年~

今のところ年4~5%程度の運用利回りを維持できている。住宅ローンが一段落したので運用を本格的に再開したい。ただ今年は株価が高値圏にあるので、積み立て少額投資非課税制度(NISA)を始めようと考えている。今後、株価が落ち着けばNISAを使って投資したい。

[日経ヴェリタス2019年7月28日付]