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ANAハワイ便 ファーストクラス「シート」だけ体感

連載 ヒコーキに恋して

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NIKKEI STYLE

今春、ANA(全日空)ホノルル路線に就航した「A380(エアバス380)」。同社のホノルル線としては初めてファーストクラスを設定したことでも話題を呼んでいる。興味はあるけれど、じっくりとシートを見たことがない、という人に向けて、飛行機が大好きなフリーアナウンサー、貞平麻衣子さんがファーストクラスのシートを体験。驚いた5つのポイントを紹介する。

◇  ◇  ◇

皆さんは国際線のファーストクラス、乗ったことありますか? わたしはANAのファーストクラスに「座ったこと」があります。世界各社のファーストクラスを紹介した「ファーストクラスTRAVEL GUIDE」(イカロス出版)というムックで、チェックインカウンターから空港ラウンジ、機内でのウェルカムシャンパンにすてきなお食事、リラックスウエアに着替えて眠るダウンタイムまで、ファーストクラスを丸々体験リポートしたのです。想像していた以上の豪華さにびっくりしました。

飛行機好きでなくても「一度はファーストクラスに乗ってみたい」という人は多いのではないでしょうか。先日、就航したANAのA380でも、同社のホノルル線としては初めてファーストクラスが導入され、話題になっています。

そのファーストクラスに設置されたシートも最新モデルです。実機に乗ってハワイへ行くことはできませんでしたが、モックアップという座席の見本であれこれ体験することができました。そんな「新ファーストクラス」(のシート)について、私が感動したポイントを、5つに絞ってご紹介していきましょう。

これまでにないダントツの個室感

A380の座席は、スライド式の扉を閉めると、個室感がものすごいんです。隣の座席はもちろん、通路を歩いている人の目線も感じません。

扉を閉めた状態は、飛行機の座席というよりはお部屋です。この個室感だけでも、ファーストクラスに乗る価値があると感動しました。思わず「マンガ喫茶の個室よりも個室感ある!」といって、広報の人たちを苦笑させてしまいました。

座席の座り心地が絶妙

2つめは「座り心地」。さすがファーストクラス、座席の座り心地もファーストクラスです(あたりまえ?)。

エアラインによって革張りだったり、フカフカソファーだったり各社の特色が出る座席ですが、ANAのA380のファーストクラスの座席は、寝心地のいいベッドがソファーになったような、絶妙な座り心地。座った瞬間「おぉぅ」と声が出ました。

座席のカバー下をよく触ってみると凹凸のクッションになっていて、座席の接地面に体重がズシっとかからない感覚です。足元にあるオットマンに足を伸ばすと、すぐに眠くなってしまいそうな座り心地でした。

ふたりで楽しいファーストクラス

3つめのポイントは「ふたりで楽しい」。ファーストクラスは飛行機の前方に限られた数しかなく、1席に割り当てられたスペースも広くてゆったりとしたつくりになっています。以前テレビでどこぞの御令嬢が「ファーストクラスは家族で乗っても皆が遠くて寂しい」なんて言っていましたが、確かにそうなんです。隣の座席に座ったとしても、小窓をあけてのぞき込んでやっと相手の顔が見える構造でした。

A380のファーストクラスは、2つの座席を仕切っていたパーテーションが電動で上下します。足元から顔のすぐ横まで大きく開く設計で、胸元くらいまでの高さまで下げることができます。

今回体験したのは窓側に設置された座席(モック)でしたが、A380のファーストクラスは全部で8席。4席が2列になっています。窓側4席以外に、中央に2席が隣接したシートがあるのです。それらは隣のシートと面した側が開くわけですね。

上の写真のように中央の席でお互いに仕切りを下げれば、これまでのファーストクラスにない「一緒感」が味わえるわけです。これならふたりでファーストクラスに乗っても楽しいに違いありません。

テーブルが動く! 対面でお食事も

4つめのポイントが機内食を食べるときなどに使う「テーブル」。面白い設計になっていました。

テーブルは足側にあるモニター画面の下に収納されているのですが、レール可動式になっているんです。これにより、どの位置でもテーブルを使うことができるようになりました。座席に座り手前に引き寄せれば自分のテーブルとして使えるのはもちろん、座席とオットマンの間で止めると対面式で使えるテーブルになるんです。

イメージは、電車のボックス席。テーブルをはさんで、座席にひとり、オットマン側にひとり座って、お食事したりお茶を楽しんだり。夢が広がりますよね。

欲しいものが欲しいところに

5つめは「欲しいものが手の届くところにある」。人生で一度もファーストクラスに乗ったことのない私ですが、情報だけは蓄えています(笑)。今回発見して興奮したのが、座席に座ったまま使える場所に設置された収納式の大きな鏡です。

世界各社のファーストクラスの座席にも鏡はついていますが、足元のほうだったり窓際の小物入れの裏だったり、実際使うには意外と不便なところに設置されていたりするんです。なので「この場所にこの大きさの鏡があるなんて」と感動しました。飛行機を降りる前にメイクをしたり身支度をしたりするのに、この場所にあればストレスフリーです。

他にも、液晶タッチパネルの操作が苦手な人にも感覚的に操作しやすい、座席ポジション操作のためのボタンなど、欲しいものが欲しい所にあるのには感動でした。

夏の海外旅行に、新婚旅行に、記念日旅行に。いつかは乗ってみたい、一度でいいから乗ってみたいファーストクラス。ANAのA380で「ファーストクラスデビュー」されてみてはいかがでしょうか。

貞平麻衣子
 1981年3月16日生まれ、O型。元地方局アナウンサー。現在はホリプロに所属し、NHK-FM「クラシックカフェ」などを担当。趣味は、飛行機と愛犬とビールと旅。一人旅でアマゾン川のピラニアを釣ったり、愛犬を連れてパリに行ったりするなど、大の旅好きでもある。

(写真 吉村永)

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