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クーポンサイト財布に優しく 「最低人数」未達に注意 共同購入の性格、薄れるサービスも

NIKKEIプラス1

2019/8/1

レストランで食べるハンバーグステーキもクーポンでお得に購入できる

大量購入による割引などで商品やサービスがお得に手に入るクーポンサイト。上手に使えば財布に優しいが、過去には実際の商品と見本が大きく異なった「おせち問題」も発生している。特徴や利用時の注意点をまとめた。

どうして格安な値段が実現するのか。店側は宣伝効果に加え、利益率が下がっても、リピーター獲得のチャンスになる。宿泊施設や飲食店はクーポン利用を金曜日以外の平日などに限定し、稼働率を平準化できるメリットもある。

クーポン利用だからといって質が低下する心配はない。安かろう悪かろうでなく、条件さえ合えば、通常と同じ商品やサービスを受けられる。

クーポンサイトのサービス形態は多様化している。「ドリパス」が提供するのは映画の上映だ。過去の名作など映画館で見たい映画のリクエストを募り、上位となった候補の中で一定数以上の購入者が集まった作品をクーポンの購入者のためだけに上映してくれる。1人ではまず実現できない、共同購入ならではのサービスだ。

宿泊施設やレンタカーの割引サービスを中心に提供している「トクー!」の特徴は会員制だ。無料会員もあるが、有料会員は限定クーポンや限定タイムセールへの参加などの特典が受けられる。有料会員の会費を運営費に充て、店側から中間マージンや手数料をとらない分、ユーザーにはほぼ卸値で提供できるというわけだ。「駅探バリューDays」も会員サービスがある。有料会員のみだが、30日間は無料で利用できる。

地域性を意識したサービスもある。CATVのイッツ・コミュニケーションズ(東京・世田谷)が運営する「ポニッツ」の対象は、放送エリアと重なる東京急行電鉄の沿線にあるレストランやサービスが中心となっている。

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