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投信会社「運用力」の通信簿 独立系上位に、大手苦戦

2019/7/28

写真はイメージ=123RF

運用会社は投資家の資産を守り、増やすのが使命だ。投資家からすれば、大事なおカネを預けるならしっかり運用してくれる会社を選びたい。では、肝心の運用力は何を見ればわかるだろうか。試みとして、運用の効率性を示すシャープレシオという指標を使い、公募投資信託を運用している運用会社を比べてみた。

シャープレシオは投資のリスクとリターンを比べ、リスクに対してどれだけ安定してリターンを上げてきたかを表す指標だ。

■運用効率で比較

投資成果を単純にみるならリターン(騰落率)の方がわかりやすいが、シャープレシオは運用効率を比べるときには有効なモノサシとなる。リターンが同じなら、過大なリスクを負うより、小さいリスクで利益を得た方が効率的だからだ。

金融庁は運用会社に顧客本位の経営を促すため各社に運用力を示すKPI(成果指標)の自主的公表を求めており、シャープレシオはその有力候補でもある。

そこでシャープレシオを使い、運用会社の運用力を効率性の面から評価してみた。対象は公募投信を運用している会社で、すべての追加型株式投信の5年シャープレシオ(6月末時点)を算出、それを各社別に平均した(表A)。

結果をみると、いずれの分類でも上位には特定分野で強みを持っていたり、運用商品を絞って経営資源を集中していたりする会社が並んだ。

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