昨年デビュー45周年を迎えた松任谷由実と、40周年を迎えた竹内まりやも順位を上げている。2人のようなベテランは、周年を記念したベストアルバムの発売や全国ツアーの開催、音楽ストリーミングの解禁などが新規ファンの獲得や、かつてのファンの復活のキッカケとなっているようだ。

急上昇にBiSHがランクイン

スコアは小数点第2位で四捨五入。順位は第2位以下も含めてつけた

急上昇ランキングを見ると、1位の米津玄師に次いで、King & Princeが2位に登場。昨年はシングル『シンデレラガール』でデビューし、昨年のジャニーズの中ではトップとなる70万枚を突破。1年目で『紅白』初出場を果たした。特に10代・20代の女性ファンからの支持が高いが、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)でのレギュラー枠もあり、今後は30代以上にも人気が広がりそうだ。

急上昇の3位にはGReeeeNがランクイン。活動の少なかった18年はスコアをやや下げていたが、19年は脚本と音楽を手掛けた『愛唄 -約束のナクヒト-』や、au三太郎シリーズのCMソング『一緒にいこう』の話題性で、以前の水準へと戻している。

また新顔では急上昇の20位に、“楽器を持たないパンクバンド”こと、6人組ガールズグループのBiSHがランクイン。昨年12月には、幕張メッセで1万7000人動員のライブを開催し、アリーナアーティストへと成長。彼女たちは、10代から30代では男性よりも女性のほうがスコアが高く、女性ファンもつかまえているのが特徴だ。

(ライター 臼井孝)

[日経エンタテインメント! 2019年7月号の記事を再構成]

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