太らない脳に変える 30秒食事見るだけダイエット

日経ヘルス

まずは一週間、毎食前に行って。「頑張りすぎると息切れするので、4日目にはお休みを入れて」(久賀谷さん)。さらに6日目からは、「朝の呼吸フォーカス」と「夜のボディースキャン」も加えると、「空腹感や満足感を適切に感じとるセンサーが高まっていく」(久賀谷さん)。

【朝の呼吸フォーカス】

呼吸にしっかり注意を向け、自分の内面を見つめる力を磨く「呼吸フォーカス」。偽物の空腹感に惑わされにくくなってくる。

(1)椅子に浅く座り、足、手のひらなど体に意識を向ける。(2)鼻呼吸をしながらお腹の動きや呼吸の状態に意識を向ける。(3)雑念が浮かんだら呼吸に意識を戻す。10分ほど続ける。

【夜のボディスキャン】

体の感覚に集中する「ボディスキャン」は就寝前に。これを行うと食事量を適切に調整できるようになる、という研究報告もある。

(1)左足の指1本ずつに注意を向けてゆっくり呼吸。右足も行う。(2)左のかかと、足の甲、足首に注意を向ける。右足も。(3)左脚全体を意識して呼吸をする。右脚も同様に。(4)骨盤、背中、お腹、胸の順番に意識を向けて呼吸する。(5)首、あご、唇、歯、頬、目の順に意識して呼吸する。(6)頭頂から、体全体がきれいになるイメージで息を吸う。吐く息とともに体内がきれいになるイメージで頭頂から吐く。

30秒!食事見るだけダイエットを朝の呼吸フォーカスと夜のボディスキャンを組み合わせて実践しよう
久賀谷 亮さん
医学博士。イェール大学医学部精神神経科卒業。臨床医として精神医療の現場で8年従事の後、2010年、ロサンゼルスで「TransHope Medical」開業。マインドフルネス認知療法にも取り組む。

(取材・文 柳本 操、写真 鈴木宏/洞澤佐智子=久賀谷さん撮影、スタイリング 椎野糸子、ヘア&メイク 依田陽子、モデル MIKA、脳のイラスト 三弓素青)

[日経ヘルス 2019年2月号の記事を再構成]

注目記事