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五輪迫り番組続々 家族で楽しむスポーツバラエティー

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NIKKEI STYLE

来年に迫った東京オリンピック・パラリンピック。各放送局とも、スポーツがテーマのバラエティーに力を入れ始めている。番組のスタイルも多種多様。今のスポーツバラエティーのトレンドを紹介する。

中継やニュースなど、スポーツはテレビの重要なコンテンツだ。特に世界的な大会は、テレビ離れの今でも驚くような高視聴率を取り、国民的な関心事になる。

東京五輪でスポーツへの興味が一層高まることは間違いない。そう見越した各局は少し前から動き出した。軸の1つが、定番のスポーツバラエティーだ。新番組やかつての番組の復活、特番のレギュラー化が目立ってきた。

『グッと!スポーツ』は2016年4月に、NHK初の嵐のメンバーのレギュラー番組としてスタート。4月からは月1回の放送に変更する代わりに45分から72分番組に延ばし、夜7時台のゴールデンタイムへと移した。

フジテレビでは、2000年から10年間レギュラー放送していた『ジャンクSPORTS』を、18年1月に復活。テレビ朝日も1980年代に人気を集めた「ビートたけしのスポーツ大将」を17年11月によみがえらせ不定期放送している。

TBSは17年から『消えた天才』を特番を経て18年10月に、日本テレビでは15年から10回放送してきた『衝撃のアノ人に会ってみた!』を4月にレギュラー化した。

実技、対戦、トークと様々な切り口があるが、現在のスポーツバラエティーにはどんな傾向が見られるのだろう。

まずは未来のオリンピアンやスター選手候補として、子どもにスポットを当てる番組が増えた。『スポーツ大将』(テレ朝系)は17年に復活した際、「金メダルの卵を発掘」というコンセプトに変え、天才キッズとアスリートとの対決という方向にシフト。『炎の体育会TV』(TBS系)では家族視聴を意識して、将来を有望視されている小学生や中学生を数年前から積極的に取り上げている。

1人のアスリートを深掘り

もう1つ、個人を深掘りするスタイルが増えたことが挙げられる。『ジャンクSPORTS』(フジ系)は最近、1人のアスリートに焦点を当てて、付随する形でトークを展開するようになった。表面上のトークだけで食い足りない感じがないように、VTRも心を揺さぶるところまで描くようにしているという。『グッと!スポーツ』(NHK総合)はもともと、1人のゲストのすごさを分析してきた番組。驚異の技やメンタル、意外な素顔などを多角的に追うが、ニュースやドキュメンタリーではなく、バラエティーで見せるケースはこれまであまりなかった。

さらに新トレンドとして、ドキュメントタイプが出てきた。『衝撃のアノ人に会ってみた!』(日テレ系)と『消えた天才』(TBS系)が当てはまる。ストレートなスポーツものではなく、アスリートの周辺に着目して、ある意味主役ではない人物の人生をVTRで描く。一見スポーツ番組とは感じない。

しかし2番組ともスポーツ局の制作。そのため、軸となるのはスポーツの現場であり、競技の魅力を間口広く伝えることを目的としている。日本テレビでスポーツ局制作のバラエティーがゴールデンタイムにレギュラー放送されるのは初めてだが、同局では制作局とスポーツ局が組むような合同番組が多く、戸惑いはなかったという。

この2番組以外、『ジャンクSPORTS』ではバラエティーチームにスポーツ局のプロデューサーとディレクターが加わり、『炎の体育会TV』では、大体半々の混成チームになっている。

スポーツバラエティーで最も難しいのはキャスティングだと制作者は口をそろえる。アスリートはテレビに出ることが仕事ではなく、シーズン中や試合前は邪魔できない。日ごろから信頼関係を築いている競技担当者の協力が不可欠で、局内ではそうした風通しのいいやり取りもプラスに働いているそうだ。

バラエティーチームにとっては、最も欲しい親子視聴が狙え、スポーツチームにとってはゴールデンタイムの番組に携われるチャンス。世のニーズと合致し、様々なメリットをもたらす優良コンテンツとしてスポーツバラエティーはもてはやされそうだ。

(日経エンタテインメント!7月号より再構成 文・内藤悦子)

[日本経済新聞夕刊2019年7月13日付]

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