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おむすびで国と国を結ぶ 国産とスペイン米混ぜたら…

おむすびで乾杯する参加者

トリを飾る4つ目は、スペインを代表する料理、パエリアのおむすび。日本米はトマトジュースを吸わせた赤色、そしてスペイン米がターメリックによる黄色だ。パエリアといえば、魚介類がふんだんに乗った料理として知られる。魚介の風味は欠かせない。結論的には、完全にパエリアの味だった。この小さなおむすびの世界に魚介をどのように詰め込んだのだろうか。

答えは、日本の乾物にあった。パエリアはスペインのコメにスープを吸わせるのが基本。そこで今回は、桜エビ、いりこ、干しエノキなどから出るエキスをたっぷりと吸わせたという。

日本の乾物を混ぜ込んだパエリアむすび

おむすびをつくった料理人ユニット「つむぎや」の金子さんは「インパクトがありつつ奇をてらわないようにした」と解説。同じく松浦さんは「結ぶ、握るという行為を入れるとご飯がごちそうになる。これがおむすびの精神性」と話した。

さて、来年はどこの国のコメとおむすびをつくるのだろう。この日提供された4つのおむすびはこの夜限りのもの。ご自身のお店で出さないのですか?と聞くと、金子さんは「もしお客さんからのご要望があればですね」と笑顔を見せた。

フードユニット「つむぎや」の金子健一さん(左)と松浦裕さん(右)

(桜井陽)


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