かっちり・涼しい夏服は? 働く女性の着こなし術

2019/7/16

クールビズが職場に定着するなか、業種や職種によっては夏らしい装いが難しい場合もある。ある程度のフォーマルさと涼しさを仕事着でどう両立するか。暑い夏を乗り切るための女性たちの工夫を聞いた。

冷風・日焼け、上着で防ぐ

大成建設の塚原香さんは設計本部で施工しているビルの内装や家具などのデザインを手がける。プレゼンのため施主のオフィスに出向いたり、建設途中の現場を見に行ったり、外出は多い。暑い季節の服装は「悪目立ちせずに、涼しく」を心がけている。

大成建設・プロジェクトデザイナー 塚原香さん

夏場でも七分丈くらいのジャケットは欠かせないという。戸外が暑くても室内は冷房が強く、寒いことがあるため、「麻のように通気性に優れ、エアコンの風が直接体にあたるのを防ぐ上着を常に持っている」。長袖ジャケットなら移動中の日焼け対策も期待できる。

プレゼンのときは説明するものの色を念頭に自分の服を選ぶ。「黄色いデザインのプレゼンをするときに紫色の服を着ていると、アピールしたいものがきれいに見えない」。ファッションの力を生かしてプレゼンに説得力を持たせるのもデザイナーの仕事の一環だ。

職場ではパンツスタイルで、工事現場に立ち入るときはかかとの低い靴を合わせる。床が網状の作業通路を使うため、スカートやパンプスは不向きだ。

外出時に欠かせないのが晴雨兼用傘だ。日焼け予防と暑さ対策も兼ねる。「日ごろはコンパクトさを、大雨のときにはしっかりした作りを重視して折り畳み傘を選ぶ」

時間や気持ちに余裕を持って行動することも暑さ対策になる。尊敬する先輩をまねて「横断歩道で信号が点滅し始めたときに慌てて走らず、次に青になるまで待つようにしている」そうだ。

家で洗える物を選ぶ

帝人ファーマ(東京・千代田)の千葉営業所で働く医薬情報担当者(MR)の大月彩子さんは「夏場でもジャケットは欠かせない」と話す。担当している地域のクリニックや医薬品卸会社の事務所を回り、自社製品に関する情報提供や副作用が出ていないかなどの情報を集めている。ジャケット着用は客先に対するマナーの一つだ。

帝人ファーマ・医薬情報担当者 大月彩子さん