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かっちり・涼しい夏服は? 働く女性の着こなし術

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NIKKEI STYLE

クールビズが職場に定着するなか、業種や職種によっては夏らしい装いが難しい場合もある。ある程度のフォーマルさと涼しさを仕事着でどう両立するか。暑い夏を乗り切るための女性たちの工夫を聞いた。

冷風・日焼け、上着で防ぐ

大成建設の塚原香さんは設計本部で施工しているビルの内装や家具などのデザインを手がける。プレゼンのため施主のオフィスに出向いたり、建設途中の現場を見に行ったり、外出は多い。暑い季節の服装は「悪目立ちせずに、涼しく」を心がけている。

夏場でも七分丈くらいのジャケットは欠かせないという。戸外が暑くても室内は冷房が強く、寒いことがあるため、「麻のように通気性に優れ、エアコンの風が直接体にあたるのを防ぐ上着を常に持っている」。長袖ジャケットなら移動中の日焼け対策も期待できる。

プレゼンのときは説明するものの色を念頭に自分の服を選ぶ。「黄色いデザインのプレゼンをするときに紫色の服を着ていると、アピールしたいものがきれいに見えない」。ファッションの力を生かしてプレゼンに説得力を持たせるのもデザイナーの仕事の一環だ。

職場ではパンツスタイルで、工事現場に立ち入るときはかかとの低い靴を合わせる。床が網状の作業通路を使うため、スカートやパンプスは不向きだ。

外出時に欠かせないのが晴雨兼用傘だ。日焼け予防と暑さ対策も兼ねる。「日ごろはコンパクトさを、大雨のときにはしっかりした作りを重視して折り畳み傘を選ぶ」

時間や気持ちに余裕を持って行動することも暑さ対策になる。尊敬する先輩をまねて「横断歩道で信号が点滅し始めたときに慌てて走らず、次に青になるまで待つようにしている」そうだ。

家で洗える物を選ぶ

帝人ファーマ(東京・千代田)の千葉営業所で働く医薬情報担当者(MR)の大月彩子さんは「夏場でもジャケットは欠かせない」と話す。担当している地域のクリニックや医薬品卸会社の事務所を回り、自社製品に関する情報提供や副作用が出ていないかなどの情報を集めている。ジャケット着用は客先に対するマナーの一つだ。

大月さんは「夏場は白か寒色系を選ぶ」といい、色で涼感を演出している。移動には車を使うが、プレゼン用のスクリーンやプロジェクターなどを自分で運ぶため汗をかきやすい。服選びでは「自宅で洗えるかどうかは大きなポイント」だ。自宅で洗えないと、毎日の仕事着としては使いづらい。形状安定機能があり、シワになりにくい素材を積極的に選ぶ。

ジャケットは「襟が付いていないとかっちり感が薄くなる」ため、新人時代は襟付きのものを選んでいた。仕事に慣れるにつれて落ち着いた印象を出せるようになり、襟なしのジャケットも選べるようになってきたという。

自社オフィスではジャケットを脱ぐが、「ジャケットのインナーはあまりゆったりしたものだと不格好になるので選ばない」。胸元が広く開くものは避ける。きっちり感を常に意識しているようだ。

肌着に工夫、汗目立たせず

夏を快適に過ごせる仕事着選びのコツを、伊勢丹新宿店(東京・新宿)でコーディネートを提案している婦人担当のマネジャーの橿渕麻衣子さんに聞いた。

ジャケットの下にノースリーブのシャツやブラウスを着ると涼しげな印象になる。ただ、周りの視線が気になるという人には肩が少し隠れるフレンチスリーブを勧めたい。重ね着ができるので使い勝手がよく、スタイルも良く見える。

ある程度フォーマルさが求められる職場では柄物を選びにくい。胸元にリボン状の「ボウタイ」やギャザーなどがあると、カジュアルになりすぎずおしゃれを楽しめる。

汗対策も重要だ。夏場は脇の下や背中の汗染みが起きやすいので、脇汗パッド付きの肌着を選びたい。背中に汗をかきやすい人は、背中の上部まで覆うキャミソールを選ぶとよい。いずれも薄い色だと汗が目立ちにくい。蒸れやすいストッキングは避けたいが、はだしやソックスでは困るという人には5本指ストッキングがお薦めだ。

どこまでOK? 悩み多く ~取材を終えて~


 男性はジャケットにスラックス、襟付きシャツに革靴と身に付けるものがある程度決まっており、夏だからという理由で服装に気を使うことはあまりない。一方で、女性の仕事着はフォーマルとカジュアルがゆるやかにつながっている。バリエーションが多い半面、仕事の相手や業務内容との兼ね合いから、どこまで許されるかという悩みも多いようだ。
 記者は汗っかきのため、日ごろハンカチで汗をふきふき取材をしていることが多い。汗でシャツが体に張り付く不快感は、肌着の素材を吟味することで緩和できそうだと学んだ。
 クールビズが定着し、ノーネクタイ、ノージャケットへの抵抗感は薄らいだように感じる。次のステップとして、スーツスタイルからの脱却を切に願う。そのころには男性もどこまで許されるか、と頭を悩ませているのかもしれない。
(桜井豪)

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