今田美桜、急上昇女優1位 自然に泣き怒る演技が幸せ

日経エンタテインメント!

2018年から19年にかけて、現在22歳の今田美桜が急成長。タレントパワー調査で前年からの伸びを比較した2019年版女優急上昇ランキングで1位に輝いた。

日経エンタテインメント!が発表している「タレントパワーランキング」は、アーキテクトが3カ月に1度実施している、タレントの「認知度(顔と名前を知っている)」と「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」の調査を基に、2つのデータを掛け合わせて「タレントパワースコア」を算出、ランキング化したものだ。(調査の詳細は総合編の「タレントパワー サンドウィッチマン大躍進で初の1位」をご覧ください)

1997年3月5日生まれ。福岡県出身。ドラマ『民衆の敵』、映画『デメキン』『君は月夜に光り輝く』などに出演。第一生命ほかのCMにも出演中。7月26日からは出演ドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系)がスタート(写真:中村嘉昭)

出身地の福岡で芸能活動をスタートした今田が、東京に場所を移してより本格的に女優業に挑み始めたのは16年の夏。17年からドラマや映画への出演が増え、18年は特に連続ドラマに恵まれた年となった。

まず大きな飛躍の場となったのは、18年4月期のドラマ『花のち晴れ~花男Next Season』だ。ツンデレな真矢愛莉役へのハマり具合は抜群で、一躍名が知られることに。初回放送時点で10万人に満たなかったInstagramのフォロワー数は、6月19日の第10話を迎える前に100万人を突破し、19年5月中旬時点では200万人以上。18年5月のタレントパワー調査でも急伸した。

「『花のち晴れ』でたくさんの方に知っていただき、そこからいろいろなお仕事のお話もいただくようになりました。こんなふうに注目していただくようになるとは、まったくイメージしていなかったので、びっくりしてます。特に驚いたのは、Instagramでフォローしていただいたこと。私はグラビアのお仕事もしてきたので男性のファンの方が多いのかなと思っていましたが、女性の方のコメントも多くてうれしいです。女性から好かれるのは、男性とはまた違った喜びがあります」

役として生きられる女優に

18年7月期は、月9ドラマ『SUITS/スーツ』に中島裕翔が演じる大貴の悪友の妹・谷元砂里役で出演。小悪魔キャラの愛莉とはガラリと雰囲気が変わって、可憐で正義感が強い女性で、今田も「こんなにいい子でいいんだろうかと思った(笑)」と語る。第二の飛躍は、諏訪唯月役を演じた19年1月期の『3年A組―今から皆さんは、人質です―』だ。気が強く、他人を傷つけてしまう難しい役柄を熱演。19年2月のタレントパワー調査で数字を大きく伸ばした。

「この1年は本当にタイプの違う役を演じさせていただけたかなと思います。唯月を演じたときは『『花のち晴れ』の愛莉と、同じ子が演じていると気が付かなかった』とよく言われたんです。それがとてもうれしくて。唯月は気が強い役なので、私のことが嫌いになった人もいるみたいで(笑)。その反応も良かったなと思います。私ではなく、演じた役柄で見ていただけたということだと思うので。

どの役も、演じる難しさを感じました。愛莉は怒ったり笑ったりと感情の波のある女の子で、そういう役を演じるのは初めて。喜怒哀楽の表情や声、動作など、監督にアドバイスをいただき、本当に勉強になりました。唯月もかなり難しい役でした。まず、原作がないオリジナル作品なので、先の展開が分からない。唯月は、最初は菅田将暉さんが演じる先生に反抗的ですが、のちのちストーリーが進むと助けるようになります。自分はどのあたりから先生に心を開いていったらいいのか、常に考えながらの演技でした」

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