「私なんて」は禁句 理想磨くセルフブランディング術

日経doors

理想の自分を「演出」するのも手

●Step3:なりたい自分をイメージしよう

Step2で自分の価値観と強みが整理できたら、いよいよ最後は、自分が目指したい姿をイメージ。

例えば、

「積極的に発言し、仕事を任されるようになりたい」

「笑顔を絶やさず、みんなのまとめ役になりたい」――など

自分の「なりたいイメージ」を具体的に想像し、それに近付くために理想の自分を「演出」しましょう

このとき、「今の自分」と「なりたい自分」の間にあるギャップを客観視するために、できるだけ具体的に思い描くのがポイントです。そしてこのギャップを埋めていくのですが、資格を取ったり、専門性を磨いたりすることでギャップを埋めるのは時間がかかるので、ここでは理想の姿を「演出」するという手段をとってみましょう。

「例えば、仕事ができる人を目指したければ、ファッションや立ち居振る舞いを堂々としたものに変えてみるのです。そうすると他者からの評価が変わって自信を持てるようになり、結果的になりたい自分に早く近づけることにもなるんです」

「自分なんて」は禁止。今の自分自身を「肯定」する

 日本人女性は真面目で勤勉な半面、「自己評価がとても低いところがある」と余語さんは指摘します。

「私が講師として開催するセミナーでも、『私なんて』『軸が何にもないんです』と謙遜する参加者がとても多いんです。でも、20代には20代の、30代には30代の、生きてきた年月分の価値が必ずあります。まずは今の自分を肯定し、自信を持ちましょう。自分で自分を値踏みするのはもったいない。理想の自分になって、人生を楽しみましょう」

余語まりあ
ワイズエフェクト代表取締役。大学卒業後、サンリオに入社。人事部、仕入部を経て、その後名古屋にて同社出版営業の派遣を経験。2008年に(東海テレビ認定講師として)講師デビューし人の可能性を活かす講演、研修を年間100回以上各地で行う。タイタンの学校レギュラー講師、船井総研パートナー企業、金城大学非常勤講師等、著書は『あなたはもっときれいになれる』(あさ出版)等。

(取材・文 三浦香代子、イラスト itabamoe、構成 浜田寛子=日経doors編集部)

[日経doors2019年2月18日付の掲載記事を基に再構成]