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「私なんて」は禁句 理想磨くセルフブランディング術

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日経doors

一般人でも「インフルエンサー」になれる昨今。ブログやSNSの普及により、「セルフブランディング」という言葉が知られるようになりました。これからは、働くうえでもセルフブランディングが必要な時代、ともいわれます。ここではセルフブランディングの実践方法を紹介していきます。

自分の価値に気付いて

「これからは誰にでもセルフブランディングが必要な時代です」――そう話すのは、11年にわたり社員のブランディングコンサルティングに携わってきた余語まりあさん。「私は一般人だから関係ない」という思い込みを変えて、自分の価値を高めていくことが大切です。

自分の価値を高める必要がある背景は、女性の働き方の変化。以前は出産・育児を理由に離職する女性が多数派でしたが、現在は出産後に復職する人が増え、女性が一生働く時代になってきました。そのため、余語さんは「働くチャンスを広げるためにセルフブランディングは欠かせない」と話します。

20代女性こそ「自分という商品を高く売る」意識を

とはいえ、「目の前の仕事で手いっぱい」「どうやってブランディングすればいいか分からない」という人も多いのではないでしょうか。

「20代のうちは今の仕事が将来にどう結び付くか分かりませんし、がむしゃらに働いてスキルを吸収することも大事ですね。それにプラスして、自分という商品を昨年よりも高く売ることができれば将来的な選択肢が増えると思いませんか? 20代のうちから、自分の価値を高める意識を持ちましょう」

ここからは、具体的なブランディングの方法を紹介していきます。

3つのStepで理想の自分になる!

●Step1:自分自身の「軸」を知ろう

「本当に自分でブランディングなんてできるの?」という心配はご無用! まず、Step1では「自分自身の軸」を「見える化」します。ブランドでいえば、コンセプトに当たる部分を固めるのです。

「ブランディングというと、『高級ブランドを目指さなくては』と身構えてしまう人もいるのですが、『自分自身がオンリーワンのブランドである』と気付くことが何より大事です。ところが、自分のことは分かっているようで分からないもの。一度すべて書き出して、整理することがおすすめです」

自分の軸を知るには、例えば、次のような質問を自問自答してみましょう。

Q.自分のポリシーは?
A.「愛」「完全」「思いやり」「感謝」「成長」「責任感」「真剣」「正義」「信用」「誇り」……など、好きな言葉を5つ挙げてみる

Q.どんなライフスタイルが幸せ?
A.「ワクワクしていたい」「安定が好き」「ワークライフバランスを取りたい」「趣味に生きる生活」……など、理想の生活を書き出してみる

●Step2:「自分年表」でキャリアと感情の「棚卸し」をしよう

Step1で自分の軸が分かったら、Step2では「キャリアと感情の棚卸し」をしましょう。これまでの人生で起こった「事実」と「感情」を書き出す、いわば「自分年表」を作るのです。

横軸に年齢、縦軸は真ん中をゼロにし、起こった「事実」がプラスの経験か、マイナスの経験か分類し、その時の感情も書き込んでいきます。

「例えば、『受験に失敗』したのは、当時はマイナスかもしれませんが、長い目で見ると『努力することを覚えた』『忍耐強くなった』などプラスに転じていることあります。その場合は、赤い矢印をプラスのほうに伸ばして、書き込みます。そして、この『マイナスをプラスに変えようとする力』が、自分ならではの商品価値になるんです」

そして、自分年表を書いたら、自分を深掘りして、強みを把握するのもポイント。

「自分だけでは難しい場合は、家族や仲の良い友人、先輩や上司に自分の長所を挙げてもらいましょう。人から言われてうれしかった言葉、褒められた言葉を思い出して書くのもいいですね」

自分の強みを把握するには


・家族や友人などに評価をしてもらう
・人から言われてうれしかった言葉・褒められた言葉を思い出して書く。その時に否定したり、疑ったりせず、自分自身を肯定する
・自分で書き出す場合は、「5分」と時間を決め、付箋に書き出すとリストアップしやすい

理想の自分を「演出」するのも手

●Step3:なりたい自分をイメージしよう

Step2で自分の価値観と強みが整理できたら、いよいよ最後は、自分が目指したい姿をイメージ。

例えば、

「積極的に発言し、仕事を任されるようになりたい」

「笑顔を絶やさず、みんなのまとめ役になりたい」――など

このとき、「今の自分」と「なりたい自分」の間にあるギャップを客観視するために、できるだけ具体的に思い描くのがポイントです。そしてこのギャップを埋めていくのですが、資格を取ったり、専門性を磨いたりすることでギャップを埋めるのは時間がかかるので、ここでは理想の姿を「演出」するという手段をとってみましょう。

「例えば、仕事ができる人を目指したければ、ファッションや立ち居振る舞いを堂々としたものに変えてみるのです。そうすると他者からの評価が変わって自信を持てるようになり、結果的になりたい自分に早く近づけることにもなるんです」

「自分なんて」は禁止。今の自分自身を「肯定」する

 日本人女性は真面目で勤勉な半面、「自己評価がとても低いところがある」と余語さんは指摘します。

「私が講師として開催するセミナーでも、『私なんて』『軸が何にもないんです』と謙遜する参加者がとても多いんです。でも、20代には20代の、30代には30代の、生きてきた年月分の価値が必ずあります。まずは今の自分を肯定し、自信を持ちましょう。自分で自分を値踏みするのはもったいない。理想の自分になって、人生を楽しみましょう」

余語まりあ
ワイズエフェクト代表取締役。大学卒業後、サンリオに入社。人事部、仕入部を経て、その後名古屋にて同社出版営業の派遣を経験。2008年に(東海テレビ認定講師として)講師デビューし人の可能性を活かす講演、研修を年間100回以上各地で行う。タイタンの学校レギュラー講師、船井総研パートナー企業、金城大学非常勤講師等、著書は『あなたはもっときれいになれる』(あさ出版)等。

(取材・文 三浦香代子、イラスト itabamoe、構成 浜田寛子=日経doors編集部)

[日経doors2019年2月18日付の掲載記事を基に再構成]

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