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相続税、地価上昇で広がる対象 土地の評価は路線価 相続税の基礎(1)

2019/7/14

幸子 通常は路線価よ。時価の2割減くらいで評価されているわ。国税庁のホームページにある路線価図で、自分でも調べられるの。1平方メートルあたり1000円の単位の表記なので、例えば「300」とあれば30万円という意味。ただ、実際には道路への面し方などで評価が変わるので、厳密には税理士などに聞いたほうがいいわ。ちなみに、家屋の比率は相続財産の5%台。こちらは固定資産税評価額が基準よ。

良男 上場株式は?

幸子 基本は時価だけど、(1)相続があった日の終値(2)相続があった月の終値の平均――など数種類から最も低いもので評価されるわ。

良男 相続税を心配している同僚に、相続税の計算方法を教えてあげたいんだ。

幸子 例えば、1億円の遺産があって、法定相続人が妻と子供2人の計3人を例に説明するわね。基礎控除の合計4800万円を引いて、5200万円が課税遺産になるの。

良男 確か相続税の税率の速算表ってインターネットで調べられたな。5200万円なら、30%の税率をかけて700万円を差し引くと860万円か。結構大きいな。

幸子 そういう間違いをする人がすごく多いの。

良男 え、違うの?

幸子 課税遺産全体では計算はしないの。まず、法定相続人が法定相続割合で相続したと仮定して、それぞれの相続税を計算し、それを合計して相続税の総額を出すのよ。

 ややこしいわね。

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