中長期・海外投資… 勝ってる人の7つのルール2019年個人投資家調査(1)

日経マネー

(イラスト:ハヤシナオユキ)
(イラスト:ハヤシナオユキ)
日経マネー

13回目を迎えた日経マネーの「個人投資家調査」。2019年は1万2630人の個人投資家が回答した。最近の難しい相場を乗り越え、しっかりもうける強者が多数いた。彼らの稼ぎ方を探るとともに、勝てない人との違いも紹介する。

投資対象・期間、信用取引などに大きな違い

勝ち続ける投資家の運用にはどんな秘密があるか──。1万2600人調査の中から、投資で勝ち続けている人と勝てない人の違いを分析してみよう。そこには投資で勝つための「黄金ルール」があるはずだ。

(イラスト:ハヤシナオユキ)

今回は、過去3年間のリスク資産全体の運用成績(株式だけでなく、債券や不動産なども含めたトータルの成績)を基に分析した。具体的には、2016~18年の運用成績が3年連続プラスだった人を「勝ってる人」、3年連続マイナスだった人を「勝てない人」として、両者の違いを探った。

結果を見ると、投資対象や投資期間、銘柄選びの基準、信用取引の有無などに大きな違いがあった。7つの黄金ルールとして紹介する。

注意したいのは、3年連続プラス運用の人を「勝ってる投資家」と定めた点。例えば、「勝てる時に大きく勝って、普段の負けを取り返す」「最速で資産を増やす」といった運用スタイルを目指す場合、今回のルールは当てはまらない。どんな相場でも安定して勝つ投資家を目指すためのルールと言える。

ルール1:勝ちやすいのは中長期投資

銘柄の平均保有期間を比べると、勝ってる人は中長期投資が多く、勝てない人は短期志向が強いことが分かった。保有期間が1カ月以内の人の割合は、勝ってる人の7.3%に対し、勝てない人は14.4%と2倍近く多い。一方、平均保有期間が半年以上の人は、勝てない人の57.9%に対し、勝ってる人は67.8%と大きく上回った。また、積み立て投資をしている人の割合を見ても、勝ってる人(38.3%)の方が勝てない人(28.1%)より多く、中長期投資優位を裏付ける結果だ。

(イラスト:ハヤシナオユキ)
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