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中長期・海外投資… 勝ってる人の7つのルール 2019年個人投資家調査(1)

日経マネー

2019/7/12

■ルール2:海外資産も持つ

(イラスト:ハヤシナオユキ)

勝ってる人と勝てない人で保有資産を比べると、どちらも日本株・投信が80%以上で断トツだが、それ以外で違いがあった。勝ってる人は外貨建て資産を保有している人が多く、先進国株投信(22.8%)が上位に来る。ここ数年の米国株高の恩恵を享受した格好だ。一方、勝てない人は、外貨建て資産を保有している割合が低く、投資先も外国為替証拠金(FX)取引が上位になる。ルール1と併せて考えると、FXの短期売買で資産を減らすパターンも推測できる。この他、勝ってる人は国内不動産投資信託(REIT)の比率が高く、株が不調でもREITでカバーする構図がうかがえる。

■ルール3:銘柄選びは「配当」「成長」「割安」

勝ってる人の銘柄選びの基準は、「配当利回り」「成長性」「割安」がトップ3。中でも、配当利回りは、勝てない人に比べて10ポイント以上多い点が注目される。一方、「チャート、テクニカル」や「ネットで話題」は、勝てない人が重視する傾向があり、要注意の項目だ。

■ルール4:損切りにはこだわらない

意外な結果になったのが、損切りの有無についての質問だ。「ルールがあり、絶対に守る」のは、勝ってる人でもわずか8.6%。9割以上は、「ルールはない」か「ルールはあるが、必ずしも守らない」と回答した。投資スタイルや投資期間との兼ね合いによっては、必ずしも損切りにこだわらなくても勝つことができるようだ。

■ルール5:銘柄オタクになる

銘柄の保有数や勉強時間については顕著な差が出た。勝てない人は、保有する銘柄が圧倒的に少なく、5銘柄以下が54.1%。また、投資の勉強についても「ほとんどしない」と「1カ月に1~3時間」が52.6%を占める。勝ってる人は保有銘柄が多く、勉強時間も長いのと対照的だ。知っている銘柄が少ない場合、その銘柄が不調になると、なすすべなく負けてしまう。多くの銘柄を知ることが安定勝ちにつながる秘訣と言えそうだ。

(イラスト:ハヤシナオユキ)

■ルール6:信用取引はやらない

信用取引を行う人の割合は、勝てない人(22.6%)が勝ってる人(16.2%)を上回った。信用取引を駆使して勝つスゴ腕もいるが、初心者は控えた方が無難といえる。

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