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僕らの就活スーツ 「黒」より個性+ジャストフィット 高島屋若手社員 4パターンの着こなし指南(上)

2019/7/13

高島屋各店の紳士服売り場に勤務する(左から)本井啓太さん、大森貴登さん、宇賀由馬さん、高野雅和さん。自身の就活を振り返り、個性を発揮できる就活スーツを提案してもらった(東京都渋谷区の新宿高島屋)

2021年卒の就職活動が本格化するのに備え、大学3年生はこの時期に面接で着用するスーツを準備する。バブル期以降、就活用のリクルートスーツは「守りの黒」が多勢を占めてきたが、没個性を疑問視する声は年々高まっている。ならばいっそ、就活スーツを個性発揮の武器として生かせないものか。どうせなら自分らしさを表現でき、入社後も着られるオーダー品で「攻める」のがいい。そんな一着を、趣旨に賛同した高島屋のバイヤーとともに提案したい。着用するのは入社2、3年目の同社社員。自身の就活を振り返ってもらいながら等身大の「就活スタイル」の本音に迫った。

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■「就活スーツは黒」は学生の思い込み

黒のスーツは20年以上「就活の制服」となってきた。無個性でどんな業界でも受け入れられる無難な色だから、という理由だ。ほかにも就活スーツには学生の「思い込み」によるいくつかの決まり事がある。ジャケットは2つボタン。サイドベンツではなくセンターベント。パンツのすそはシングル。茶色の靴はタブー……。

こうした「定説」に疑問を投げるのは高島屋MD本部紳士服ディビジョンのセントラルバイヤー、久曽神(きゅうそじん)健さん(43)だ。「もともと黒スーツには根拠がない。たいていの業界ではネイビーでもチャコールグレーでもストライプやチェック柄でも問題ありません」。だがいつの間にか、最も目立たず、失敗が少ないと思われる黒の無地へと選択肢が集中していた。実は、黒ほど主張が強い色はないのだが。

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