マネー研究所

ポイント賢者への道

還元率相次ぎアップ 「デビットカード」のお得度 ポイント賢者への道(121)

NIKKEIプラス1

2019/7/10

写真はイメージ=PIXTA

キャッシュレス決済の一種、デビットカードでポイント還元率を高めに設定する例が増えてきました。デビットカードは加盟店で支払いに使うと代金が即座に自分の預金口座から直接引き落とされます。家計管理がしやすい決済手段としてファイナンシャルプランナーなどが推奨しますが従来、還元率が0~0.5%程度と低いのが弱点でした。その還元率が高くなりお得感も増してきています。

デビットカードの中にはVisaやJCBなどの国際ブランドと提携し、世界中の加盟店でクレカと同様に利用できるタイプがあります。ネット銀行を中心に発行が拡大、特典を手厚くする例が増えています。

楽天銀行デビットカード(JCB)は年会費が無料で還元率が1%です。たまった楽天スーパーポイントは加盟店や楽天市場などで使えます。住信SBIネット銀行のミライノ

デビット(Mastercard)は年会費無料で還元率が0.8%。プラチナカードだと年会費は1万円(税抜)ですが還元率が1%です。同行独自のポイントがたまり現金に交換して口座に戻すことが可能です。GMOあおぞらネット銀行のVisaデビットは取引状況に応じてステージが変わり0.6~1.5%相当がキャッシュバックされます。

タカシマヤプラチナデビットカードは年会費が3万円(税抜)と高額ですが基本還元率は2%。高島屋での購入時には原則8%が上乗せされて10%還元となります。高島屋では高級ブランド品の購入時にポイント付与がないと以前紹介しましたが、そうしたブランド品に対してもデビットカード利用時に2%分のタカシマヤポイントがたまります。高島屋でよく買い物する人にはメリットがあります。還元率の面でお勧めできるカードが今後も増えていくかもしれません。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2019年7月6日付]

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL