powered by 大人のレストランガイド

四川飯店の味継ぐも、気軽な中華居酒屋 東京・新中野

2019/7/15
「大アナゴの唐揚げ~上海風ソース~」は泡盛と

最後に紹介するのは、酒好きならぜひ泡盛とともにオーダーしてみてほしい「大アナゴの唐揚げ~上海風ソース~」だ。

しょうゆ、中国しょうゆ、砂糖、生のパクチーの茎部分やローリエなどを煮込んで作った上海風ソースをまとった大アナゴの唐揚げを、なぜ泡盛とともに試してほしいかというと、料理の仕上げとして、沖縄のコショウである「ヒバーチ」が振りかけられているから。

このスパイスは初見さんの表現を借りると、「ニッキとコショウの間みたいなちょっと甘めな味」。

みたらし団子のようにまろやかな上海風ソースのアクセントとして使うことで、味わいに深みが加わる。カラッとジューシーに揚がったアナゴに、上海と沖縄のエッセンスを加えていただけるとはなんとも斬新。

煮込みからいため物、揚げ物まで、酒に合うメニューぞろいの同店が目指すところは、「近所の人にとってなくなったら困るお店」。特別な日に予約する店ではなく、仕事帰りにふらりと立ち寄っていつもの一杯を楽しみながら、一日の疲れを癒やす存在でありたいのだという。

笑顔で明かしてくれた初見さんは続けて、「『桃栗3年、柿8年』の続きに『柚(ユズ)の大ばか18年』というのがあるのを知っていますか?」と問いかけてきた。

「9年たって花を咲かせ、その9年後である18年後にようやく実をつけるユズのように、時間をかけてゆっくりであっても、新中野にとってなくてはならないお店に成長したいんです」

加えて、冬至生まれの娘・ゆずさんが幼いころ、「将来は料理人になりたいな」と口にしていたことがうれしく、「ゆずのために種をまいておこう」と思ったのだとも明かしてくれた。

もちろん、食材としてのユズも大好きだという初見さん。ユズをきかせた料理や酒のラインアップもそろっているので、おすすめを尋ねながらいろいろ試してみてほしい。1人での来店でもいろんなメニューを試したくなる価格帯だから、足を運ぶたびに好きな料理が増えていくことをぜひ楽しんでみては?

<メニュー>

・四川火鍋もつ煮 380円 / (同)煮卵 100円 / (同)煮豆腐 200円 / (同)全部入り 480円 / タコの野山椒あえ 380円 / ヤゲン軟骨の四川唐辛子炒め 380円 / 大アナゴの唐揚げ~上海風ソース~ 480円 / ピーカンナッツの飴あえ 350円 ※価格はすべて税別。

chinesebar ゆずのたね
住所:東京都中野区中央3-34-1 1F
電話:050-1142-5020
営業時間:17:00~23:30
定休日:不定休
※上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

メールマガジン登録
大人のレストランガイド
ラーメン・レシピ・コンテスト
注目記事
メールマガジン登録
大人のレストランガイド
ラーメン・レシピ・コンテスト