スペイン産「青ワイン」はいかが 黄色やピンクも

Paravi

スペイン北部バスク地方にある大西洋沿岸の街サン・セバスチャン。ヨーロッパ最高水準の「美食の街」といわれ、街の居酒屋では海の幸などをふんだんに使ったつまみが有名です。価格はどれも1つ250円前後。自分の好きなピンチョスを求め、バールをはしごして食べ歩くのが「サンセバ流」です。

青いワインは、ブドウの皮からとれる青い色素と植物由来のインディゴを組み合わせた

そんなバスク地方で、従来の常識を覆す新しいタイプの酒が料理の友に加わりました。「青いワイン」です。

開発したのは「ジックライブ」。地元のバスク大学を卒業したイニーゴ・アルダイさんが立ち上げたベンチャー企業です。

ブドウの皮からとれる青い色素と植物由来のインディゴを組み合わせて青色のワインを作ることで、何百年間も変わらないワイン業界の伝統を変えたかったといいます。

日本茶をベースにした黄色いワインや、ピンク色のワインも開発した

そして、この「青」は、ビジネスを進める上での基本戦略を象徴するものでもありました。世界中に製造業者があふれて競争の激しいワイン市場は、経済学の用語でいう、いわば「レッドオーシャン」です。アルダイさんは、ビジネスチャンスの大きい「ブルーオーシャン」を求めて、ブルーワインを作りました。

競争のない新しい市場「ブルーオーシャン」で戦う戦略は功を奏し、青いワインは年間20万本を出荷するヒット商品になりました。

今は日本茶をベースにした黄色いワイン「Tokyo」や、ピンク色のワインなども開発。「新たなワイン」市場を生み出すための商品開発を続けています。

この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年5月2日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

(C)テレビ東京

[PlusParavi(プラスパラビ) 2019年6月25日付記事を再構成]

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