目利きが選ぶ旬アイテム

ハンターの雨靴 ゲリラ豪雨もおしゃれに迎え撃ち

2019/7/8

ハンターのペニーローファー。ゴム製なのにそう見えないのがスマートだ。価格は17280円

スタイリストは衣装や小物など数ある中から、その場にふさわしいアイテムを選択し、コーディネートを考えるのが仕事だ。そんな「目利き」がその時期に欠かせないファッションアイテムに焦点をあて、魅力を紹介する新連載「目利きが選ぶ旬アイテム」。スタイリスト、小林新氏が初回に取り上げたのはハンターの雨靴だ。




■一見ローファーやサイドゴアブーツ

梅雨の季節が終わり、夏本番を迎えても、突然の夕立や雷雨に襲われることがある。近年は「ゲリラ豪雨」と称される土砂降りも珍しくない。雨の日に何を履くかは悩ましい問題だが、ハンターの雨靴は、まさにその切り札といっていい。

ハンターのチェルシーブーツ。サイドが伸縮し、履きやすいようにナイロン製タブがついている。価格は18360円

一見、ローファーやサイドゴアタイプのブーツだが、革ではなく天然のラバー(ゴム)でできている。たとえゲリラ豪雨に見舞われても安心だ。れっきとしたレインブーツなのに、光沢仕上げなどファッション性が高いのがハンターならではである。

創業1856年という英国の老舗。英国王室御用達としても知られる雨の日アイテムのブランドだ。何しろ年中、傘が手放せないというお国柄の英国で、今日まで長い歴史を育んできた。

僕がハンターを知ったのは今から10年ほど前にさかのぼる。英国の人気ファッションモデル、ケイト・モスがデニムのショートパンツにハンターの黒のレインブーツ姿で、泥まみれの中を歩くシーンを目にし、そんな合わせ方もあるのかと思ったのを覚えている。

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