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ライフスタイル

子どもいない人生 「産めない」気持ちにどう寄り添う

日経ARIA

2019/7/11

「子どものいない人生」というライフコースもある(イラストはイメージ=PIXTA)
日経ARIA

女性のライフステージを考えるとき、「子育て」や「母であること」が大きなイベントとして語られる一方で、子どものいない人生にスポットが当たることはほとんどありませんでした。これまで表には見えてこなかった女性たちの気持ちに寄り添う活動をしている、大人ライフプロデューサーのくどうみやこさんにお話を聞きます。

■「結婚、出産が当たり前」の価値観で育ってきた世代の現実

私、くどうみやこは、子どもがいない女性を応援する「マダネ プロジェクト」を主宰しています。マダネ(madane) は、人生は「まだまだ」これから!というメッセージと、新しい女性像を意味する「ネオ(neo)」を組み合わせた造語です。

40代、50代の方は、小さいころから「女性は結婚して、子どもを産むのが普通」と思ってきたのではないでしょうか。私自身がまさにそうで、いずれそういうライフコースをたどるであろうことを疑いもしませんでした。でも実際は、全く違う展開になりました。

子どもがいない女性を応援する「マダネ プロジェクト」を主宰する、くどうみやこさん

■寿退社を目指したはずが…仕事の面白さに目覚めた20代

私が社会人になった頃は、まだ女性は結婚したら仕事を辞める人が大多数。私も「目指せ寿退社」という感じで就職しました。

でも、思ったように事は進みません。たまたま機会があって転職することになったのですが、新しい会社は女性の係長や課長がいる、当時としては画期的な職場。広告宣伝の部署に配属され、そこで仕事の面白さに目覚めました。

ところが会社の再編で部署が解体され、営業事務の部署に異動。やりたい仕事はできなくなり、結婚相手もいない……まさに暗黒時代です。そんな28歳のとき、知り合いの紹介でアパレルのプレスで働き始めました。

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