ゴールドのジュエリーに惹かれるが、着け慣れない人も多いのでは。そんな人は名門ジュエラーが手がけるホワイトゴールドの小物を狙うといい。イエローゴールドやピンクゴールドよりも控えめな色合いながら、上品な煌めきと磨き抜かれた造形により、しっかり男のセンスとステイタスを表現できるはずだ。
01_ Mikimoto[ ミキモト ]
格式ある場にさりげなく格上の気品を
02_Damiani[ ダミアーニ ]
都会の風景を封じ込めた傑作デザイン
03_Tasaki[ タサキ ]
日常の美しいワンポイントにも好適
04_Asprey[ アスプレイ ]
英国らしいダンディズムと遊び心が溢れる
【 ゴールドの性質と手軽ケア 】
―教えてくれた人
田中貴金属ジュエリー 販売企画室 チーフマネージャー
橋本順子氏
錆や変色のない貴金属
「ゴールドは、シルバーのような錆や変色のない貴金属なのでジュエリーとして安心して身につけられます。しかしとても柔らかい物質ですので、製品化する際は、他の貴金属を混ぜて強度を上げます。ちなみにK18の場合、金の含有率は75%です。ゴールドの魅力は、なんと言ってもその希少性。人類がゴールドを初めて手にしてから約6000年といわれており、これまでの総採掘量は国際基準のプールのわずか4杯分のみ。その希少性を所有する充足感も魅力の一つです」
拭く、洗う、すすぎで綺麗に
「ゴールドをデイリーに身につける場合、汚れや傷を防ぐことは難しいと思いますが、日頃のケアで輝きを維持できます。まず、使用後の汗や皮脂汚れを柔らかい布で拭くことが大切。汚れがひどい場合には、家庭用食器洗剤をぬるま湯に薄め、洗うことで清潔に保てます。洗浄後のすすぎと乾燥も重要です。勿論プロに任せていただくのも輝きを保つ秘訣の一つ。ちなみに金のジュエリーは強い力が加わると変形の恐れもあるのでご注意いただきたいポイントです」
※表示価格は税抜きです。
撮影/野口貴司(SanDrago)、島本一男(BAARL)、ケヴィン・チャン、若林武志、椙本裕子、久保田彩子、武蔵俊介 スタイリング/四方章敬、宮崎 司(CODE)、佐々木 誠 ヘアメイク/松本 順(tsuji management)、勝間亮平 取材・文/伊澤一臣 文/秦 大輔、長崎義紹(paragraph)、吉田 巌(十万馬力)、小曽根広光、安岡将文
[MEN’S EX 2019年7.8月号の記事を再構成]