Men's Fashion

ホワイトゴールドの小物 さりげなく男を格上げ

トレンド

2019.7.8

MEN'S EX

ゴールドのジュエリーに惹かれるが、着け慣れない人も多いのでは。そんな人は名門ジュエラーが手がけるホワイトゴールドの小物を狙うといい。イエローゴールドやピンクゴールドよりも控えめな色合いながら、上品な煌めきと磨き抜かれた造形により、しっかり男のセンスとステイタスを表現できるはずだ。

01_ Mikimoto[ ミキモト ]

格式ある場にさりげなく格上の気品を

右:上着のラペルを華やかに彩るピンブローチ。ハレの席にぴったりだ。18KWG+ダイヤモンド。40万円 左:左右ウィングの裏表にダイヤと黒蝶貝をあしらい、ウィングを回転させることで3通りの表情が楽しめる技ありカフス。18KWG+ダイヤモンド+黒蝶貝。165万円(ミキモト カスタマーズ・サービスセンター)

02_Damiani[ ダミアーニ ]

都会の風景を封じ込めた傑作デザイン

ブランドを代表する「メトロポリタン コレクション」のカフリンクス。シャープな格子状のパターンは、摩天楼で光る窓ガラスや碁盤状の街並みなど、大都市の風景を投影したもの。控えめに煌めくダイヤも都会の夜空で見つけた星のようだ。18KWG+SS+ダイヤモンド。19万2000円(ダミアーニ 銀座タワー)

03_Tasaki[ タサキ ]

日常の美しいワンポイントにも好適

右:ウィメンズとして登場したシリーズから想を得たリング。幾何学調のデザインで、知性ある男をアピールできる。18KWG。30万円 左:山形を強調した同社独自のカッティングを施したカラーストーンをセット。さりげなく個性的にして大人の艶も感じさせる。プラックスピネル+18KWG。17万1000円(タサキ)

04_Asprey[ アスプレイ ]

英国らしいダンディズムと遊び心が溢れる

右:1920~30年代に人気を博したリングからインスパイア。3つのリングが動き、TPOに合わせて見せ方を変えて愉しめる。ブラックダイヤモンド+ダイヤモンド+18KWG。41万7000円 左:星をイメージした球体にサファイアをちりばめたカフリンクス。18KWG。64万4000円(アスプレイ サンモトヤマ 銀座本店)

【 ゴールドの性質と手軽ケア 】

―教えてくれた人
田中貴金属ジュエリー 販売企画室 チーフマネージャー
橋本順子氏

錆や変色のない貴金属
「ゴールドは、シルバーのような錆や変色のない貴金属なのでジュエリーとして安心して身につけられます。しかしとても柔らかい物質ですので、製品化する際は、他の貴金属を混ぜて強度を上げます。ちなみにK18の場合、金の含有率は75%です。ゴールドの魅力は、なんと言ってもその希少性。人類がゴールドを初めて手にしてから約6000年といわれており、これまでの総採掘量は国際基準のプールのわずか4杯分のみ。その希少性を所有する充足感も魅力の一つです」

拭く、洗う、すすぎで綺麗に
「ゴールドをデイリーに身につける場合、汚れや傷を防ぐことは難しいと思いますが、日頃のケアで輝きを維持できます。まず、使用後の汗や皮脂汚れを柔らかい布で拭くことが大切。汚れがひどい場合には、家庭用食器洗剤をぬるま湯に薄め、洗うことで清潔に保てます。洗浄後のすすぎと乾燥も重要です。勿論プロに任せていただくのも輝きを保つ秘訣の一つ。ちなみに金のジュエリーは強い力が加わると変形の恐れもあるのでご注意いただきたいポイントです」

※表示価格は税抜きです。

撮影/野口貴司(SanDrago)、島本一男(BAARL)、ケヴィン・チャン、若林武志、椙本裕子、久保田彩子、武蔵俊介 スタイリング/四方章敬、宮崎 司(CODE)、佐々木 誠 ヘアメイク/松本 順(tsuji management)、勝間亮平 取材・文/伊澤一臣 文/秦 大輔、長崎義紹(paragraph)、吉田 巌(十万馬力)、小曽根広光、安岡将文

MEN'S EX

[MEN’S EX 2019年7.8月号の記事を再構成]