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Men's Fashion
こだわりの逸品

2019/7/9

こだわりの逸品

■CONVERSE/
コンバースのオールスター

― サザビーリーグ エストネーションカンパニー
 プレジデント 大田直輝さん

チープ・シック、崩しの楽しさを足元から教えてくれた
「チープ・シック育ちで、’90年代後半、クラシックからモードやカジュアルに着崩すスタイルが流行って、ディオールやサンローランのセミフレア調スラックスにこの靴を合わせて、多い時は週5日も。ソールも薄く、返りが良くて、アッパーのステッチもシンプルで使いやすかったんです。ウッディ・アレンがタキシードに合わせていた姿は衝撃的でした。この靴を通して、様々なスタイルを学ばせてもらいました」

日本製で展開されているコンバースのオールスター。ヒールラベルは白色で「ALL STAR」の馴染み深いデザインだ。厚手のソールはクッション性も抜群。1万2000円(エストネーション)

■FUJITO/
フジトのテア

― ソブリン ディレクター 太田裕康さん

自分の髪色とともにいい味に色落ちしてきた
「リヴェラーノで展開しているオーダーデニムを作ってもらっていたのがご縁ですから、もう10年以上。リジッドを買って、一回穿いたら必ず洗濯するようにと、藤戸さんからの教えを忠実に守ってきました。太腿あたりを手のひらで擦ったり、脇の縫い目を爪で引っ掻いてアタリを付けたり。手塩に掛けて育ててきました(笑)。今では自分も白髪に変わっていくように、ともに歳を重ねていい色落ち具合。革パッチの飴色具合も堪りません」

細身のストレートモデル。昔ながらの14.5オンスのセルビッジデニムは、ヴィンテージデニムと同種の色落ちが楽しめる。2万5000円(ディレクターズ)

■ALDEN/
オールデンのカーフ製タッセルモカシン

― チューブ代表 斉藤久夫さん

大味に見えるけれど、実は繊細。30年変わらぬ美しい顔に惚れ惚れ
「オールデンの魅力はコードバン靴にありますが、私はシワの入り方がより繊細で綺麗なカーフに惹かれました。30年前は明るい茶色でしたが、黒色クリームで、徐々に深みのある茶にしていきました。履きジワもキーパーを入れながら、長年掛けて思い描く表情に。長年連れ添っても、履き口が伸びてだらしなくなっていないのは、緻密にしっかり作ってある証。ローファーは米国製に限りますね」

コードバン靴で知られるオールデンだが、繊細なカーフの履きジワを好むという斉藤さん。靴墨を使って丁寧に履いていくことで唯一無二の輝きが宿る。9万6000円(ラコタハウス青山店)

BAARL

※表示価格は税抜きです。

撮影/野口貴司(SanDrago)、島本一男(BAARL)、ケヴィン・チャン、若林武志、椙本裕子、久保田彩子、武蔵俊介 スタイリング/四方章敬、宮崎 司(CODE)、佐々木 誠 ヘアメイク/松本 順(tsuji management)、勝間亮平 取材・文/伊澤一臣 文/秦 大輔、長崎義紹(paragraph)、吉田 巌(十万馬力)、小曽根広光、安岡将文

MEN'S EX

[MEN’S EX 2019年7.8月号の記事を再構成]

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