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ポイント賢者への道

スマホ決済PayPay 「3%還元」の条件は? ポイント賢者への道(120)

NIKKEIプラス1

2019/7/3

写真はイメージ=PIXTA

スマホ決済サービス「PayPay」が最近、利用者への還元率を最高3%にアップしたということで注目されています。ただし3%還元を受けるにはいくつか知っておきたい条件があるので見ていきます。

PayPayは2018年にソフトバンクとそのグループ企業のヤフーが共同で始めました。コード決済サービスの中では後発ですが昨年末に100億円キャンペーンを実施して知名度を上げました。加盟店で決済に使うと一定率が戻ってきて残高となります。還元率は当初0.5%でしたが今は最高3%です。

利用を始める際にはアプリを用いて(1)銀行口座を登録し、そこから金額を指定してチャージ(入金)しておく(2)クレジットカードとひも付けて自動的に決済する――などの方法があります。還元率が3%となるのは前者のチャージ方式の場合で、入金残高の中から支払う分が対象です(他にヤフー独自の電子マネー残高を使う方法もある)。

一方、クレカ登録方式を選んだ場合、支払時の還元率は0.5%です。クレカ独自のポイントが通常たまりますが、PayPay自体の還元率はチャージ方式より低くなります。ただヤフー運営のクレカ(Yahoo! JAPANカード)を登録した場合は還元率は3%です。同クレカは1%分のTポイントがたまるので合計すると4%還元となります。

PayPayは「20回に1回の確率で最大1000円相当が戻ってくる」とうたうキャンペーンも始めています。この対象も事前チャージ方式や、Yahoo! JAPANカードを登録した場合などが対象で、他のクレカを登録した場合は対象外です。PayPayの利用可能店舗は約60万店と拡大中で、コンビニやドラッグストアなどお得に使える場が増えています。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2019年6月29日付]

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