米メディアも注目 大谷翔平の心づくり法がマンガに『最高の教師がマンガで教える目標達成のルール』著者 原田隆史氏

私はもともと中学校の教師で、数多くの生徒を同時に指導する方法として、紙に書かせるという方法を考案しました。それが「長期目的目標設定用紙」「日誌」「オープンウィンドウ64」「ルーティンチェック表」など、原田メソッドで使うツールの原点です。

書くことで自分の思考と向き合いながら、自分の力で夢に向かっていく。それができる自立型人間を育てるのが原田メソッドの特徴です。

人生の課題をすべてOKにしていく

――今回の本をマンガにした理由は?

原田 私の最初の著書のタイトルは『カリスマ体育教師の常勝教育』でした。これは私が教員を退職して独立した直後の2003年に刊行され、累計部数10万部を突破するロングセラーになりました。本当にありがたいことです。しかし私にはちょっと悩みがありました。

『カリスマ体育教師の常勝教育』は、問題を抱えた公立中学校に赴任した私が、生徒たちに「心づくり」の方法を伝授し、私が指導した陸上競技部が7年間で13回の日本一に輝いた経緯と、そこから始まる国内外の企業教育を紹介したものです。

原田メソッドは、厳しい環境にある子供たちを日本一にした「心づくり」のメソッドです。マイナスの状況にある人、弱い立場にある人を育てたメソッドでもあります。だから私は、家庭内での教育などの参考にもしてほしい。男性も女性も、大人も子供も、日本人も外国人も、すべての人間に学んでほしいのです。

ところが、「パフォーマンスを上げる」という部分が注目されて、原田メソッドは結果を追求するハイパフォーマー育成法だと受け止められてしまうことがあるのです。企業の研修などで依頼されるのは「猛烈に頑張るハイパフォーマー」を育てることで、受講者は営業マンなどの男性が主でした。

ビジネス書などの書評を紹介
ビジネス書などの書評を紹介