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キウイ兄弟のアゲリシャスダンス CM好感度で最高位 2019年5月度 CM好感度月間ランキング

日経エンタテインメント!

2019/6/30

「みんなでアゲリシャス」編。バイト代につられて(?)、りんご、バナナ、オレンジがキウイブラザーズと一緒に歌い踊る

ゼスプリでは、「アゲリシャスダンス」編に続いて、5月30日から「みんなでアゲリシャス」編をオンエア。キウイブラザーズの「バイト代払うから」の言葉で、バナナ、りんご、オレンジも一緒に歌い踊る。

あわせて、「アゲリシャスバイト」を募集するキャンペーンを展開。これは、音楽番組に出演したいと考えたキウイブラザーズがミュージックビデオをつくるがうまくいかず、完成するようにみんなに手伝ってもらうというストーリーで、ウェブやSNSを使って「未公開のミュージックビデオ」を公開し、話題を広げるバイトを募ったもの。誰もが好きな参加の仕方ができるように、踊るバイト、食べるバイト、撮るバイト、つぶやくバイト、拡散するバイトの5種類を用意。参加者は、給与として抽選でキウイ1カ月分がもらえたり、全員にスタッフバッジが支給されたりする。

CM総合研究所の関根心太郎代表は、「みんなの力で音楽番組への出演をめざすというゴールを設定して、消費者を巻き込んで、世の中での存在感を高めていく展開は新しい試みで、面白いですね」と指摘。「商品を売るのももちろん大事ですが、いかに身近に感じてもらうか、消費者と一緒に商品を盛り上げていけるかを考える企業が増えているように感じます。今回のバイト募集のキャンペーンもその好例だと思います。バイトというネーミングも特別な体験や絆を感じさせて、引きつけられます」とみている。

電通の北田氏は、バイトと表現した理由をこう語る。「あらゆる意味で、日本はいま働き方が問われています。働き方と一口に言っても、世代によって温度差があります。YouTuber(ユーチューバー)やSNSの誕生によって、インフルエンサーという新しい働き方に注目が集まったり、給与だけでなくて、やりがいを重視したりする人たちも増えています。この流れを見たときに、ただ企業のキャンペーンとして参加者を募集するよりも、一種のバイトとして参加者を募集した方が、新しくユニークで魅力的に見えるのではないかと考えました」

■最終的には流行語大賞を

アゲリシャスバイトの募集は6月25日に締め切られ、子どもから主婦や年配の人まで幅広い層が参加。約1カ月の募集期間だったが、最初の10日間くらいで目標としていた応募数を超えたそうだ。北田氏は、今後の展開について「キウイブラザーズがこの曲で歌番組の出演を目指しているので、当面はそれを目標に活動します。残念ながら、オファーはまだ頂けておりません。そして、最終的には流行語大賞をとれるのかがポイントとなります」という。

7月5日には完成したミュージックビデオがウェブで公開される。「CMがヒットすることは最初のステップで、もっと大きな国民的ムーブメントにしたいという狙いがあります。どうしても暗いニュースが多い最近の日本ですが、令和という新しい時代の始まりに、もしも『アゲリシャス』という言葉がひとつのムーブメントになり、流行語になれば、きっと明るく健康な時代の始まりになるのではないかと考えています」(北田氏)。テレビCMを超えて、どこまで話題が広がるか。次の展開が楽しみだ。

(日経エンタテインメント! 小川仁志)

■調査対象期間:2019年4月20日~5月19日(東京キー5局)
■当月オンエアCM:全2566銘柄
■東京キー5局でオンエアされたすべてのCMを対象に、関東在住の男女モニター3000人に、好きなCM・印象に残ったCMをヒントなしに自己記述してもらい、その得票数を足し上げたもの
■同商品の複数作品にオンエア・好感反応がある場合、代表作品は最もCM好感度の高い作品
■企業・銘柄名・作品名はCM総合研究所の登録名称であり、正式名称と異なる場合がある

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