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私の4カ月スピード婚活 まず理想の相手像を言葉に

就活前に考えたい結婚の話(2)

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NIKKEI STYLE

就活や卒業のタイミングでちらほら話題になる「結婚・出産」。共働きが増える昨今、特に女性にとっては将来設計を考える上で重要なテーマになってきています。とはいえ、結婚や出産は「そのとき考えればいい」という意識の人は多いのではないでしょうか。本連載では、様々な女性への取材を続けてきた濱田真里さんが、自身の経験や取材を通して、学生のうちから考えてもらいたい結婚やライフプランの話をしていきます。(前回の記事はこちら

こんにちは、濱田真里です。今回はパートナー選びについて考えていきたいと思います。皆さんは結婚相手についてどんな理想を持っていますか?

そもそも私は20代半ばまでは仕事が楽しくて、結婚願望は正直あまりなかったので、もちろん結婚相手について具体的なイメージを持っていませんでした。しかし、29歳で婚活をして、今の夫と結婚することになります。その経験から、パートナー選びについて私の考えをお話しします。

バリキャリ女子の私が婚活したくなった理由

結婚を強く意識するようになったのは東南アジア駐在のとき。私は新卒で入った会社を1年で辞め、人材会社に転職してマレーシアとタイで働いていました。仕事楽しい! 家族も元気! 仲良しの友人もいる!と、充実した毎日。そんなあるとき、出張を終えてヘトヘト状態で空港からタクシーに乗ると、会社から「今年のアワード受賞者のひとりとして選ばれました」というメールが。

それを読みながら「夢がひとつかなった!!」と思うのと同時に、「あぁ……でも私は今からひとりで家に帰るんだな。仕事で認められて、やりたいことが実現して充実しているけど、その喜びを共有できる相手がいたらもっといいのに。今後も仕事をし続けるためにも、長期的に協力して支え合えるような関係を誰かとつくりたいなぁ」と強烈に思ったんです。そしてタクシーの中で大号泣。

夢に向かって無我夢中で走った20代後半で気付いたことは、ひとりで頑張り続けるのではなく、時には弱音を吐き、周りの人を頼ってもいいということでした。

急速にスイッチが入り、パートナーがほしいと思うようになったのですが、その後タイ赴任となり、また目の前のことに夢中に。そして2017年に日本帰国が決まった時に、本気で婚活を開始しました。まず、海外にいながら日本に住む人と知り合うにはネットが便利だと考えて、5つの婚活サイトに登録。色々試して一番自分に合いそうなサイトを選びました。

自分の理想像を、実体験から言語化する

次に、自分にはどんな相手が合っているのかを言語化します。「結婚」に何を求めるかは人それぞれ。私の場合は、"共に暮らし、人生に寄り添い合えるパートナー"がほしいと考え、それはどんな人だろう?という具体例を過去の恋愛経験から考えました。過去の自分の恋愛パターンから、自分に合う・合わないと思うタイプを言語化する方法はとても有効でした。

振り返ると、私は自分と似ているアグレッシブで社交的なタイプの人に夢中になり、好きすぎて相手を優先させて自分をあまり大事にできず、辛くなって別れるという恋愛パターンに陥りがちでした……。逆に、これまで長く関係が続いている友人のタイプは、男女問わず「落ち着いていて冷静」という共通点がありました。

そこで、「誠実で私の活動を応援してくれて、話し合いができる落ち着いた人」を探すことに決めます。その中でも重要なのは、「話し合いができること」。何か問題が起きた時に、一方的に自分の考えを押し付け、私の話を聞いてくれない人は絶対に嫌でした。パートナーとして長く一緒に暮らしていくためには、話し合いができる相手でないと、今後起こりうる出来事を乗り越えられません。また、私は日本帰国後に大学院受験を控えていたので、進学を応援してくれる人がいいと考えました。

私の婚活期間は約4ヶ月と短期間ですが、これまで経験した様々な恋愛や周りの人とのコミュニケーションの積み重ねがあったからこそ、実体験に基づいた理想像を導き出すことができたように思います。だから、皆さんが今している(かもしれない)恋愛や友人関係も、とっても重要です!

選択肢がたくさんあるからこそ、「自分はどうしたいのか」という軸を持つ

理想像がはっきりしたら、あとはとにかく人に会うのみ。ただ、私は海外に住んでいたので、最初はメールでのやり取りをしました。サイトの男性登録者を全員チェックして、プロフィルに書かれている恋愛や結婚に関する40以上の質問に対する回答を片っ端から読み、価値観が合いそうな人を探しました。そして、会ってみたいと思う人に連絡して、10人とメッセージをやり取りすること約2ヶ月。ちょうど一時帰国をすることになり、その際に3連休があったので1日に1人会おうと決め、連絡していて特に楽しかった3人と会う約束をしました。

このうち、また会うことになったのは2人。片方は米国の大学出身で語学堪能。大学院は私の出身大学と同じで共通点があり、いつか起業することを目標にエンジニアとして働いていました。もう片方は国内の大学・大学院出身で、海外経験は1、2カ国。公務員として日々熱心に働いていました。

私は海外が大好きで起業にも興味があったので、会う前は前者の人と話が合いそうだなと思ったのですが、実際に話が盛り上がったのは後者の人。彼は海外経験がなかったのですが、私の海外での話を面白がって聞いてくれて、大学院進学の話も、「行ったらいいと思う」と背中を押してくれました。話題を一生懸命探すこともなく4時間も話し続けていてビックリ。同じように海外経験がある人の方が自分のことを理解してくれると思いこんでいたのですが、そんなことなかった!

帰国期間中にふたりと何度か会い、有り難いことにどちらからも告白をされ、私は後者の彼と付き合うことにしました。決め手は、「誠実で私の活動を応援してくれて、話し合いができる落ち着いた人」という理想像とピッタリだったことと、彼だったら私のすることを面白がってくれそうと思えたことです。

付き合うかを考える際に、既婚友人からアドバイスをもらいました。自分の性格をよく知っている人に客観的に見てもらうのはおすすめです。また、私は今の夫と付き合う前に既婚友人と会ってもらいました。そして、タイから帰国して約1週間後の29歳の時に交際をスタートし、付き合ってちょうど1年後に入籍しました。

私は偶然の出会いを待つのではなく自分から探したり、期間を決めて行動したりと、ある程度計画的に婚活をしました。様々な結婚への道のりがあるので、これが正解というものはありません。そもそも、結婚することは必須ではないとも思っています。

同性婚や夫婦別姓は日本ではまだ認められていませんが、現代には多様なパートナーシップの選択肢があり、自分でどうしたいかを選べるからこそ、「周りがしている/親に言われるから」といった外的な軸ではなく、「自分はどうしたいのか」という軸を持つことが大切だということを皆さんにお伝えしたいと思い、今回あえて私の経験をお話ししました。

さて、「結婚はゴールではない」と第1回でお話ししましたので、もちろん連載はここで終わりではありません。次回は結婚生活についてのマイルールをお伝えできればと思います!

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