R&Iファンド大賞 最優秀賞はオーナー企業投資型

日経マネー

写真はイメージ=PIXTA
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格付投資情報センター(R&I)はこのほど、13回目となる「R&Iファンド大賞2019」の選考結果を公表した。今回はその中でも、対象の投資信託の数が最も多い、国内株式関連カテゴリーの結果を取り上げたい。

過去3年間の運用実績で選考する「投資信託部門」で最優秀ファンド賞となったのは「東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン」。オーナー企業に投資するという独自コンセプトを貫く投信だ。18年、国内株投信で唯一、プラスのリターンを確保した。

優秀ファンド賞の「マネックス・日本成長株ファンド」と「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」の2本は運用期間が10年を超える長寿投信で、過去10年間の運用実績で選考する「投資信託10年部門」とのダブル受賞となった。流行を意識した新規設定投信に耳目が集まりがちなのは、日本の投信業界の課題として長らく指摘されてきた。しかし、こうした長寿投信が運用実績の面でも結果を残しているのは良い傾向だろう。

超長期の運用実績で選考する「投資信託20年部門」では「ハイブリッド・セレクション」が2年連続の最優秀。成長銘柄と割安銘柄を柔軟に組み合わせて投資するスタイルで、様々な相場局面を乗り越えてきたことが背景にある。

国内株投信の総数は700本に達する。新コンセプトの投信、長寿投信とも目の離せない分野だ。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2019年8月号の記事を再構成]

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日経マネー 2019年 8 月号

著者 : 日経マネー編集部
出版 : 日経BP
価格 : 780円 (税込み)