マネー研究所

七転び八起き

人をうらやみ失敗 財務学び安定株に投資

2019/7/1

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はマッキーさん(35) 趣味は旅行。平日は多忙のため、休日は子どもと公園で遊ぶ時間を多くとるようにしている。

■2009年~

マッキーさん 銘柄は人が勧めるものではなく、自分で勉強して選ぶ

金融機関で銀行のシステム開発に携わる。デフレによる低金利対策として投資を始め、最初は毎月積み立ての投資信託と国内株に投資をした。株式はイオン(8267)や富士フイルムホールディングス(4901)などの銘柄を物色。基本的に銘柄は変えずに運用した。

■12年~

アベノミクスによる株価上昇で資産が増加。投資を始めた初期は、個人投資家向け情報サイトやネットの掲示板の意見を参考にしていた。ただ判断がブレてしまうため、自ら財務分析をしながら判断して投資した。

■17年~

静岡県から東京都へ引っ越しを伴う転職をする。ローリスクな投資を心がけていたが、転職先で出会った同僚が、ハイリスクな投資で利益を得ていたのをきっかけに、バイオ関連株や新興企業への投資へ切り替えた。投資信託とこれまで投資していた個別銘柄を売却したことで300万円程度の利益が出た。

投資先を変更しそーせいグループ(4565)やデ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)などに資金を振り向けたが失敗。せっかく増えた資産が目減りし、現在も塩漬けにしている銘柄も多い。他人の成功をうらやみ、自身のポリシーを曲げてしまったことを後悔している。含み損も現在は70万円に増えてしまった。

■19年~

現在のポートフォリオは投信10%、個別株式40%、現預金などが50%。今後は財務分析に関する知識を学び、比較的安定している企業への投資に切り替えていきたい。ハイリスクな個別銘柄をタイミングをみて処分し、投信の毎月積立額を増加させる予定だ。投信も、国内外の株、債券、不動産投資信託(REIT)や国内外のインデックスファンドなどに分散投資を進める。米ドルや豪ドルの外貨預金の積み立ても始めた。毎日ワンコインのお遊び投資の感覚で楽しんでいる。

[日経ヴェリタス2019年6月23日付]

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